【メディアをみる目】写真家から学ぶスマホカメラを使った撮影技法

みなさんこんにちは!
CLA Reporters&Magazine です。
今回は12月12日(木)に現代教養学科1年生必修 の「メディアをみる目」という授業内で行われたゲスト講義の様子をお届けします。

 

 

今回はゲスト講義として渋谷純一(しぶやじゅんいち)さんにお越しいただきました。
渋谷さんは写真歴15年超、フリーカメラマン歴9年目のフォトグラファーです。
主に東京・神奈川などの地域でウェディングフォトや取材などの商業撮影を多くされています。

本講義ではまず、カメラの機能についてお話をしていただきました。
カメラのオート機能がある場合は、オートを利用して撮影する方が良いことを学びました。カメラにできないことは、写真の明るさやどの瞬間で撮るかということです。そのため、被写体と背景のバランスを考えることや、背景をどうしたいかで画角を考えることが大切であることが分かりました。

 

 

次に、スマートフォンで実際に撮影する二つの課題に取り組みながら、講義内容の理解を深めていきました。
一つ目の課題は、スマートフォンのカメラについている「広角機能」を使用して異なる画角で写真を撮るというものです。
同じ画角でもカメラの倍率が異なることで、背景に変化が見られました。倍率の程度によって、被写体の印象が変化することに気がつきました。
2倍で撮ると、一番自然でした。
これらの結果から、画面を整理してくれる望遠で、少し離れて撮る方法が良いことが分かりました。

 

 

二つ目の課題は「説明写真を撮る」というものです。具体的には、5W1Hのわかる説明的な写真を撮るということです。加えて、同じ被写体に工夫を加えて、新しい意味のあるイメージ写真を撮りました。スタイリング、画角、カメラ設定、光、などの工夫の仕方は自由でした。
各ペア同士で、撮影場所やポーズなどを変えながら工夫をして撮影する姿が見られました。

 

 

二つの課題を通して、講義の内容をより理解することができました。
それと同時に写真や動画撮影の難しさを感じました。プロジェクト活動の中でも今回学んだ撮影のポイントを活かしていきたいと感じた講義でした。

 

作成:CLA Reporters & Magazine 1年 越後、玉木、藤原