こんにちは!現代教養学科3年の水野真結です。
4月9日のガイダンスから、社会調査研修Aの授業がスタートしました。社会調査研修とは、学外のフィールドへ赴き実地調査を行う研修のことで、現代教養学科独自の実習プログラムです。
今年度は「韓国社会の現在と日韓関係の過去・現在・未来」をテーマに、韓国のソウルをフィールドとした社会調査を実施します。
4月9日の授業では、はじめに本研修のテーマやスケジュールについて、現地の写真を見ながら確認しました。
日本関連施設が多い若者のまち「弘大(ホンデ)」や、韓国の過去・現在・未来を体現した都市「仁川(インチョン)」でのフィールドワーク、植民地関連施設への訪問、淑明女子大学校・誠信女子大学校・高麗大学校の学生との交流及びディスカッション、多様なゲスト講師による講演会など……。単なる観光地巡りではない、社会調査研修だからこそ実現できる企画がぎゅっと詰まったスケジュールに、心が躍ります。
続けて、研修をより充実したものにするために必要不可欠な「係」や「リサーチ・グループ」を決定しました。
係は広報班、交流斑、データ斑の3斑に、リサーチ・グループは弘大斑、仁川斑、植民地関連斑、3大学斑の4斑に分かれました。役割分担を明確にし、一人一人が責任感をもって作業に取り組むことで、事前・事後学習や研修を円滑に進めます。
今回の研修には、2年生〜4年生の学生16名が参加します。多くの学生同士が「はじめまして」の状態です。本研修は、学科での学びをキャンパスの外で実践する機会であり、尚且つ新しい自分自身や他者との交流を切り拓く機会でもあります。
学年を超えて様々な学生と協同し、皆で有意義な研修をつくり上げられるよう精進いたします。
最後に、学生たちの本研修への意気込みをご紹介します!
私は、これまでに韓国へ3回旅行した経験がありますが、現地の人々と交流する機会はありませんでした。今回の研修では、韓国の大学を訪れ、現地の学生たちと直接交流できる貴重な機会があり、楽しみです。また、私は韓国が好きで、普段から文化やニュースにも関心を持ち情報を集めています。実際に現地の人々と意見を交わすことで、より深い理解を得たいと考えています。
現地でのフィールドワークや韓国の学生との交流を通じて、多くの学びと刺激を得られることを心から楽しみにしています。この貴重な機会を最大限に活かし、自分の視野を広げ、今後の学びや将来に繋がる実りある研修にしたいと思います!
プライベートな韓国旅行では訪れることのできない場所を訪れ、新たな気づきを得たいと思ったため参加を決意した。私はK-POPが好きで、韓国文化には以前から興味があり、大学では第二外国語として韓国語を学んできた。今までの学習で得た知識を活かし、日韓学生それぞれと良いコミュニケーションを築きたいと思う。
私にとって、この研修が初めての海外です。おそらく、慣れない言語や文化につまづいてしまうこともあると思います。しかし、今回の授業を通して私たちの“仲間”はとても頼もしい存在であることを知り、今はこれからの活動が楽しみで仕方がありません!研修で出会う全ての仲間と共に、より多くの学びを吸収できるように、これから頑張っていきます!
記事︰3年 水野真結