こんにちは!
現代教養学科 鶴田ゼミ3年の志村と黒嵜です。
鶴田ゼミでは、都市社会学をベースに、地域課題と向き合いながら、地域の方々と共に学び、つながりを育む活動に取り組んでいます。今回はその一環として、5月11日(日)に瀬田玉川神社で行われた「神さまと海と森の教室」に、地域の子どもたちをサポートするボランティアとして参加しました。
当日は天候にも恵まれ、二子玉川駅から神社まで15分ほど、緑の中を気持ちよく歩いて向かいました。
参加者は小学生から大学生まで約40名、ボランティアスタッフは約25名。中には3年連続で参加している子どももおり、地域に定着しつつある活動であることが感じられました。
神さまの教室では、神社での正しい作法(手水の使い方や礼拝の手順)を実際に体験しながら学びました。高学年のクラスでは神道や天皇に関する基本的な知識も教わり、低学年のクラスでは紙芝居や注連縄(しめなわ)づくりなども行われました。
森の教室では、森が持つ3つの役割について、林学博士の西野文貴先生のお話を通じて学びました。後半はフィールドワークとして境内の裏山へ入り、食べられる植物を採取。それらを天ぷらにしていただき、自然とのつながりを体感しました。
海の教室では、命の大切さや漁業に関わる人々の努力について学びました。豊洲市場の仲卸業を営む生田先生が持参してくれた新鮮な魚介(エビ、ホンビノス貝、メカジキなど)を炭火で焼いて試食!命をいただくことの重みと感謝をあらためて感じました。
お昼には、なんと8種類ものおにぎりが用意されていて、どれにしようかと迷うほど。学んだことを思い出しながら、みんなで「いただきます」「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを込めていただきました。
都会である世田谷区にありながら、自然の中でのびのびと体験できる貴重な時間でした。
地域の子どもたちが自然や文化について目を輝かせながら学ぶ姿に、私たち自身も多くの刺激と学びをもらいました。こうした体験を通じて、地域と共に学び、つながるゼミのあり方をあらためて考える機会になりました。
最後に、このような機会をくださった禰宜(ねぎ)の高橋さんをはじめ、運営スタッフの皆様、本当にありがとうございました!
(記事:鶴田ゼミ3年 志村・黒嵜)