こんにちは!現代教養学科 鶴田ゼミ3年です。
私たちは地域の課題と向き合い、フィールドに出て学ぶ活動を行っています。今回は先月、7月19日(土)に開催された「三茶水かけ祭り2025」の様子をご紹介します。
地域と防災をつなぐ夏の恒例イベント
「三茶水かけ祭り」は、世田谷区立こどものひろば公園で毎年夏に開かれるイベントです。公園内には震災対策用応急給水施設があり、水遊びを楽しみながら防災の大切さを学ぶ場として、地域の方と一緒に実行委員会を結成し、開催しています。消防団による迫力ある放水訓練も見られ、地域一体となって防災意識を高めています。今年も多くの子どもたちがびしょぬれになりながら、バケツリレー、水かけバトルや○×クイズに取り組んでくれました!
給水体験コーナーと防災パネル展示
私たちゼミ生は、給水施設や防災グッズ紹介パネルの作成・展示、防災マップへのシール貼り企画、○×クイズの出題と進行など、今年も実行委員の皆さんと様々なコーナーを担当しました。
展示ブースでは、事前に行った給水施設の紹介パネルや防災グッズの紹介パネルを作成し、展示をしました。また、来てくれた子どもたちがどこの小学校なのかを把握するため、防災マップにシールを貼ってもらう取り組みも行いました。
災害時に備えて、給水施設があることを知ってもらうことを目的に、飲み水として使用できる給水施設の水を飲むブースを設けました。多くの人が飲みに来てくださり、ここに給水施設があることを周知できたと実感しています。
○×クイズでは、ゼミ生がクイズを考え、正解した子が消火器トライアルにチャレンジできるということで、みんなはりきってクイズに参加してくれました。
そして、スーパーボールすくいのお手伝いもさせていただきました。多くの子どもたちが参加してくださり、終始にぎやかな雰囲気に包まれていました。子どもたちの真剣な表情や、すくえたときの嬉しそうな笑顔がとても印象的で、こちらも元気をもらえました!
今回のイベントを通して、子どもたちや地域の皆さんが水に親しみ、楽しく過ごしてくださったことをとても嬉しく思います。この公園での楽しい記憶を、災害などの緊急時にふと思い出し、「あの場所に行けばお水がもらえるかもしれない!」と行動のきっかけになれば私たちの活動は大きな意味を持つと考えています。
一緒に運営へ携わった実行委員メンバー、そして、ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!
(記事:3年 野澤・田所)