【国際社会調査研修 ソウル編(6)】研修1日目―弘大で日本文化を探してみよう!

안녕하세요! 現代教養学科2年の平山です。

【国際社会調査研修A】を履修している16名(4年1名、3年5名、2年10名)、そして、杉本先生、鶴田先生と共に8月25日から29日の5日間にわたる、韓国での研修についてブログで紹介していきます!

1日目は羽田空港から金浦空港、そしてホテルへの移動の後に、ソウル特別市にある「弘大」で日本に関連する文化について調査しました。

移動中、金浦空港からホテルに向けて駅を乗り継ぎました。そこで気づいたことは、韓国の改札は日本のように切符は無く、全てカードでのタッチ決済だったことです。「single journey ticket」という片道切符もありますが、形状はカードで、駅に返却機があります。
また、改札を通る際は回転式のアームゲートに苦戦。もちろん、幅の広い改札もあります!通るたびに遊園地気分を味わいました。

ホテルに着くと「WOWPASS」を各自で作りました。日本円を始め約15カ国の外貨に対応。日本円でチャージできるだけでなく、ウォンへの現金での両替も可能です。アプリと連携しており、友人同士での送り合いもできます。
研修中は移動や買い物など、様々な場面で役立ちました。実際に海外の決済システムを使用し、その便利さを実感することで、日本のツーリズムにおいて、訪日観光客の日本での消費を促進するには「両替のしやすさ」も関係するのではないかと考えました。

WOWPASSを作成中の様子

夕方からは「弘大」での現地研修です!事前調査の4班に分かれて調査しました。

弘大の町は、所々に日本語を見かけ、日本のアニメ・漫画やサブカルチャーを感じる看板や広告(イベント)がありました。
その中でも多くの班が訪れていた「アニメイト 弘大店」。AK PLAZAというビルの1フロアのほとんどがアニメイト。5階にあるアニメイトですが、階を上がっていく間にも日本のアニメ・漫画のコラボ商品やイベントの展示、他にも「無印良品」や「ばくだん焼本舗」などの日本のお店がありました。

左上:アニメイト弘大店より、韓国語の日本漫画
左下:「メイド喫茶」の看板
右上:駅内で見かけた「ハイキュー!!」の広告
右下:弘大の町にある「三丁目」という文字

また、私が所属する植民地関連班は杉本先生おすすめの「プデチゲ」を食べに行きました。お店では、偶然にも日本語を勉強されている店員さんがいらっしゃいました!日本語のメニューと共に日本語でもてなしてしてくださり、初めてのプデチゲも美味しく、1日目から素敵な出会いがありました!
弘大では、町並みだけでなく、人からも日本に関心を持ってくれているということが伝わってきました。

左:「プデチゲ」。何度も店員さんが鍋の様子を見に来てくださいました
右:ステーキ。お肉が甘く、柔らかくて新食感

1日目は、日本関連の文化をめぐって韓国での実地調査を行いました。日本と韓国の相違点と共通点を発見しつつ、それぞれが日本と韓国の文化的交流の強さを学べたと思います。

2日目からは、より本格的に韓国の文化や歴史を、フィールドワークや学生交流を通じて学んでいきます!

記事:2年 平山結希菜