こんにちは!鶴田ゼミ3年生です。
11月1日・2日に年に一度のパンの祭典「世田谷パン祭り2025」が開催されました。前日はあいにくの大雨でしたが、当日は2日間とも気持ちのいい秋晴れに恵まれ、約6万人の方にお越しいただきました!
例年の世田谷公園に加え、廃校を利用した複合施設HOME/WORK VILLAGEが会場に加わり、新しい形での開催になりました。鶴田ゼミでは、地域と連携した実践的な学びの一環として、毎年、企画・運営に関わっています。
私たちゼミ生は、当日運営スタッフとしてはもちろん、池尻・三宿地域向けの地域優先チラシや、三宿四二〇商店会HPの「やっぱり三宿がすき」の記事の作成にて、夏ごろからパン祭りに携わってきました。
(「やっぱり三宿がすき」の記事もぜひお読みください!
→https://mishuku-r420.com/contents/)
さて、今年のパン祭りは「パンとサーカス」がテーマでした。ここには、「パンを味わい、とことん楽しむための現代のサーカスである」という思いが込められています。
また、サーカスの語源はサーキュラー(循環)であることから、資源や、文化、人の想いの循環を目指す取り組みが行われました!
今回その取り組みの目玉となったのはゴミ回収スポット、通称サーキュラーステーションです。例年より分別の区分を増やし、リサイクルを行うことで資源の循環を目指しました。
可燃ゴミ、紙資源ゴミ、不燃ゴミ、生ゴミ、汚れのないプラスチックゴミ、ビン・カン、ペットボトル、紙コップのリサイクルと9項目に分けてゴミ箱を設置しました。
ゴミを回収する場所がサーキュラーステーションのみだったこともありますが、あっという間にいっぱいになる70L、90Lのゴミ袋が、日が沈む頃には山積みになっていました。人間が排出するゴミの量の多さとリサイクルできるものの多さに驚きました。
生ゴミはコンポストに入れ、土と混ぜることで、やがてたい肥となります。紙コップは汚れを落としパルプを取り出すことで、ハンカチやトートバックなどになります。
ゴミがまさに資源として生まれ変わる最初の一歩を見たようでした。
地球を大切にしたいという人々の思いが資源の循環を生み、それが世代や地域を経てつながることで私たちの自然環境が守られ、豊かな社会を構築するのでしょう。
営みを通してつながる私たちの和。その和のことを人は「縁」と呼び、「縁」を通して繋がれる世田谷パン祭りで、私たちはありがたみを再確認するのです。
(記事:磯部・笠松)