こんにちは!比較文化論ゼミ3年のティワリ、高橋です。
今回は、1月7日に比較文化論ゼミの3年生で水天宮とNetflixシリーズ「My Melody & Kuromi」の展示会「Miniature Wonderland ミニチュア♡ワンダーランド」に行った様子をお届けします。
新年初回のゼミということで、鳥越ゼミと合同で初詣に行きました。
境内社にある寶生辨財天(ほうしょうべんざいてん)には学業成就のご利益があるといわれています。思い思いの参拝をした後、おみくじも引き今年の運勢をみんなで共有しました。
その後は展示会のため渋谷・東京アニメセンターに向かいました。
今回の展示会は、株式会社サンリオのマイメロディ50周年・クロミ20周年を記念して制作されたストップモーションアニメ作品「My Melody & Kuromi」の体験型展示です。会場では、実際の撮影に使用されたジオラマや小道具、キャラクター造形などが公開されており、マイメロディとクロミの世界観をミニチュア空間によって再構築した制作の裏側を間近で知ることができました。
会場に足を踏み入れると、まずアニメ作品や登場キャラクターの紹介パネルがあり、その奥には撮影で使用された数多くの人形やセットが展示されていました。本作の造形には「羊毛フェルト」が使用されていることが大きな特徴です。フェルト特有の柔らかな質感などはキャラクターに温かみを与え、わずかな角度の違いによって生まれる微妙な表情の変化まで感じ取ることができます。その細やかな作り込みからは、制作陣の方々の丁寧な手仕事と深い愛情が伝わってきました。
また、本作最大の特徴であるストップモーションは、人形を一コマずつ動かしながら撮影する技法であり、1日に4秒分撮影できれば順調とされるほど、非常に根気のいる制作方法です。CGが主流となっている現代において、あえてデジタルに頼らず、すべてを手作業で作り上げている点は強く印象に残りました。展示されている小さな人形やセットを見ていると、その背後にある膨大な時間と労力が自然と想像され、一つ一つがとても特別な存在に感じられました。
今回の展示を通して、50周年を迎えたマイメロディと20周年のクロミが、デジタル全盛の時代にあえてアナログな手法で再創造されていることの意味を改めて考えさせられました。情報が次々と流れていく現代だからこそ、時間をかけて丁寧に作られた作品には特別な価値があると感じました。本展示は、ただ「かわいい」を楽しむ場ではなく、「時間」や「手仕事」の温もりを感じることのできる空間でした。