【CLA Creative Lab 2025 – Vol.4】楽天グループ株式会社さんとの産学連携プロジェクトの振り返り

こんにちは!産学連携プロジェクトCLA Creative Lab*楽天チームの石田茉紘、宮城梨花(現代教養学科3年)です!

このプロジェクトでは、学生が企業とフラットな立場で議論を重ねながら、リアルな企業の課題と向き合ってきました。そして1年間にわたる活動の締めくくりとして、2026年2月17日に、楽天本社にお伺いし、今年度のプロジェクト活動の振り返りを行うとともに、楽天の皆さんが修了式を企画してくださいました。

今年1年の活動の振り返り

初めはスライドを見ながら、1年間の活動の流れを全員で振り返りました。
この1年、私たちは楽天の皆さんと連携して、Z 世代の行動様式や購買行動等を深く掘り下げながら、Z世代に向けた新たなサービスデザインの構想に取り組んできました。

楽天の皆さんから投げかけられた問いに対し、学生が自分たち自身の行動を振り返る中で、無意識の行動を客観視することで様々な気づきを得てきました。そして、楽天の皆さんとのディスカッションを何度も行うことで、自分たちが何を求めているのかに気づくことが出来ました。このプロセスは、単なるアイデア出しではなく、「なぜそれが必要なのか」「誰にどのような価値を届けるのか」まで深掘りして考える貴重な経験となりました。

この振り返りを通して、1年という短い期間ではあるものの、とても濃い時間であったと思い返すことができました。

1年の活動の振り返り(楽天さんご提供)

実際の業務への活用紹介

また、当日の振り返りの会では、私たちの提案が、今後、どのように提案・活用されていくのかなど、現状のイメージを教えていただきました。

私たち学生のリアルな意見(一次情報)が楽天という大企業の方にも刺さっていることを実感し、これまでの活動は本当に意義があったのだと理解することが出来ました。

特に印象的だったのは、学生いう消費者側から見える、webサービスの印象やwebデザインという些細な意見も大切にされていたことです。企業側からは見えにくいものを、企業が学生と連携、協働することで捉えることができたのだと、企業側と学生がフラットに意見を交わすことの重要性をあらためて実感しました。

振り返りグループワーク

この1年を振り返って、「このプロジェクトを一言で表すと」「このプロジェクトで学んだこと・今後に活かしたいこと」などを学生だけでなく、プロジェクトに参加された楽天の皆さん全員が振り返りシートに記入をしました。その後、準備いただいたお菓子をいただきながら、学生と楽天の皆さんと混合の3〜4人のグループに分かれ、振り返りをしましたが、みんなが和気あいあいと話している姿がとても印象的でした。

学生側からは、これまでのディスカッションにおいて自分たちにはないような視点から意見をいただけたことや、企業の方との直接対話というこれまでにはない経験を通して大きな学びとなったという意見が出されました。一方で楽天の皆さんからは、対面でZ世代である大学生のリアルな声を聞ける機会はとても貴重だったというお話があり、お互いが刺激し合った1年間だったのだと思います。

この1年間、様々な葛藤がありましたが、その分成長があり、あらためて企業と学生が連携するこのプロジェクトの価値を感じる時間となりました。

学生と楽天の皆さんとの振り返りのグループワークの様子

修了証書授与

最後に、楽天グループ株式会社 グループマーケティング統括部ディレクターの寺地祐太さんから学生1人1人に修了証書が授与され、1年間の活動に一区切りがつきました。
楽天の皆さんと見山先生からは、学生の姿勢や成長に対する温かい言葉をいただきました。企業と学生という立場の違いはありながらも、人対人というフラットな関係でディスカッションが進められたのは、楽天の皆さんの暖かいチームの雰囲気が大きかったと思います。
楽天の皆さんからの言葉で特に印象に残っているのは、社内会議の中で「このサービスは○○さんに需要がありそう」「〇〇さんにはこういうものが刺さりそう」などと私たち学生の顔を思い浮かべながら議論をしてくださっていたという言葉です。この1年の活動を通してここまでの信頼関係を築くことができたことがわかり、とても嬉しかったです。

また、楽天の皆さんが「学生との関わりを通して初心に戻ることができた」という言葉も印象に残っています。企業に勤めているとどうしても自社のフィルターがかかってしまうため、消費者目線の忖度のない意見は重宝されるものだったようです。私たちが社会人になってもこの学びを忘れずにいたいと思いました。

この活動には一区切りがつきましたが、今後もこのご縁を大切にしていきたいです!


活動を振り返って(学生から)

このプロジェクトに参加していなかったらできなかったようなことが経験ばかりでとても充実した1年となりました。楽天の皆さんと、真剣なディスカッションから些細な身の回りの話まで、コミュニケーションを多く交わすことができたのがとても楽しかったです!私自身、就職活動で悩むことも多いのですが、このプロジェクトを通して、「こんな社会人になりたい」「こんな人と一緒に働きたい」という像が明確になり、モチベーションにも繋がりました。グループで課外活動に取り組む難しさも実感しましたが、この経験は私の財産になると確信しています。(石田茉紘)


普段の生活では社会人の方と意見交換をすることはなかなかできないため、今回のプロジェクトはとても貴重な経験となりました。自分たちとの着眼点の違いに驚いたり、企画をする上での大切なことを教えていただいたりと、多くの学びがあり、自分を成長させることができたと思います。プロジェクトで身につけた多くの力を、これからの就職活動や社会人になったときにも、上手く活用できるようにしたいです。楽天の皆さんのおかげで毎回のミーティングが楽しく、いつもポジティブな気持ちで向き合うことができました。ありがとうございました!(宮城梨花)


活動を振り返って(楽天さんから)

1年間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。個人的に、皆さんとお会いする時間は毎回とても楽しみで、仕事であることを忘れてしまうほど純粋に楽しく、同時に多くの学びに満ちた時間でした。
学生生活で忙しい中、いつも真剣に悩みながら多くの提案をいただいたこと、そして飾らない率直なご意見を真摯に伝えてくださったことを本当に嬉しく思っています。そうした声があったからこそ、私たち自身も新しい視点から、自分たちのサービスと改めて向き合うきっかけを得ることができました。
今期の皆さんとしばらくお会いできなくなることは寂しくもありますが、初年度の皆さんと築いたこの取り組みを糧に、より身近で価値のあるサービスにつなげていけるよう、これからも尽力していきます。
改めて、貴重な機会をいただき心より感謝申し上げます。ありがとうございました。(楽天グループ株式会社 川上和香奈 さん)


CLA Creative Labの皆さん、4月から約1年間の活動お疲れ様でした。学生生活でお忙しい中、積極的にご参加いただき、誠にありがとうございました。
本プロジェクトは、私にとって初心を思い出すきっかけとなりました。入社前のエンドユーザー視点を忘れないよう努めてきたものの、自分の中で企業視点が強くなっていたことに改めて気付かされました。皆さんとの活動を通して、「大学生が本当に求めているものは何か」を見つめ直す必要があると感じています。
大学生の率直な声を直接伺える本プロジェクトは、私自身にとって学びが多かっただけでなく、楽天全体にとっても貴重な経験になったと考えております。
改めて、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。(楽天グループ株式会社 青山緩南さん)


*CLA Creative Labとは

現代教養学科で学ぶ、1.なぜを問う力、2.課題間の関係性を考察する力、3.多様な価値観を繋ぐ力、を実践する産学連携プロジェクトです。2025年度は、業種の異なる大手企業3社と連携し、企業と学生が「フラットな立場」での議論を繰り返すことにより、新たな価値の創造に繋がるようなコミュニケーションデザイン(Communication Design)の構想を目指しています。

学科ブログはこちら⇒ https://content.swu.ac.jp/gendai-blog/tag/cla-creative-lab/