女性文化研究所では、学生・院生対象の環境倫理学関係の読書会を開催しています。学科学年を問わず開かれた読書会ですから、積極的に参加してください。
昭和女子大学女性文化研究所長 坂東 眞理子
本年度の読書会も、昨年に引き続き、ノルウェーのアルネ・ネスの著作を読みます。1970年代に既にネスはディープ・エコロジーを提案していましたが、その後、90年代にU.S.A.で評価が高まりました。ネスは自然の生命と人間の深いつながりをエコロジカルな感性のうちに見る、ホリスティックな哲学的見解を展開しています。みなで議論しながらゆっくりと読み進めていきますので、 気楽にご参加ください。
担当教授：掛川典子女性文化研究所員
■課題図書
『ディープ・エコロジーとは何か－エコロジー･共同体・ライフスタイル』
アルネ・ネス著 斎藤直弼･開龍美訳
文化書房博文社（ｳﾞｧﾘｴ叢書４），1997 定価2,800円
■全6回1章ずつ読み進める予定
5月16日（金）／6月 6日（金）／7月 4日（金）／10月17日（金）
11月7日（金）／12月5日（金）
■時間：毎回17：00～18：30、場所：80年館2S34教室
途中からの参加も可
テキストはプリント配布
申し込み：学園本部館BF 0M06女性文化研究所まで、またはjobunken@swu.ac.jp 