6月19日(金)、北海道大学スラブ研究センター共同研究員の田畑朋子氏をお招きして、女性文化研究所第117回定例研究会「ロシアの人口問題-少子化対策として導入された「母親資本」の影響を探る-」を研究館7L04教室にて開催しました。
田畑氏からは、1993年から始まったロシアの人口減少問題、男女の寿命格差、広大な領土・多民族であるが故の地域格差、少子化対策として導入された「母親資本」、今後の見通しなどを中心に、研究発表を1時間行っていただいたのち、参加者からの質疑とそれに対する応答を30分間行いました。参加者からは、移民の問題、母親資本以外の少子化対策、人口減少がなぜ問題なのか、など、積極的な質問があり、盛況でした。