2011年10月20日(木)学園本部館第1会議室において第128回定例研究会を開催しました。
続いて『ディアンサがやったこと』では、主人公ディアンサが婚約者のために教師を辞め、他家の召使いとなったことや、彼女が“スーパー召使い”として働くなかで、家内労働の価値や家事労働の経済性についての問題を作業に熟練することや外注・分業することなどにより解決できることを見出し、家事労働をビジネスにすることで経営者として成功していく様子がかいつまんで説明されました。
その後、小説の解釈の問題を含め、熱心に議論が交わされました。
いつの時代も家事労働や仕事に悩み、目の前の問題を解決したいと思う気持ちに変わりはないのだとディアンサに親近感を感じずにはいられませんでした。