5月31日(火)17時から第14回昭和女子大学女性文化研究賞(坂東眞理子基金)の贈呈式並びに受賞者講演会を実施しました。
コロナ禍のため2回にわたり関係者のみでの授賞式を実施してきました。まだ少人数の集まりではありましたが久しぶりに受賞者のご関係者・一般参加者・学生・教職員が集って式を実施できたことをうれしく思います。
贈呈式は選考委員の一人で女性文化研究所副所長の北本佳子の司会で進行。
まず選考委員長坂東眞理子のあいさつと選考委員の伊藤純による選考報告がありました。
その後受賞者の鈴木正崇氏(慶應義塾大学名誉教授)の『女人禁制の人類学:相撲・穢れ・ジェンダー』に対し、選考委員長の坂東眞理子より賞状と賞金の贈呈が行われました。
引き続いて受賞者鈴木正崇氏による講演「女人禁制の人類学」がありました。
大変興味深い内容を、資料を活用しながらわかりやすくお話いただきました。メモを取ったりうなづいたりしながら聞き入っている方が多かったことが印象的でした。
今回は3年ぶりに式後に懇談会をしました。以前ような祝賀会にはまだ遠く及ばず、飲み物だけで参加者も少数でしたが、受賞者と直接お話をさせていただく時間を取れたことが何より楽しい時間となりました。