国際学科では学科が創設された年から、コスモス祭でフェアトレードを学科企画として行なってきました。グローバル化した社会では物の流れが国境を越えて盛んになり、大きな利益をあげる企業がある一方で発展途上国の生産者は貧困にあえいでいます。
フェアトレードとは、この格差を解決するために考えられました。労働の対価に見合う賃金を生産者が受けとる貿易のしくみです。多くの企業がこのしくみを利用するようになりましたが、まだ一般に浸透しているとはいいがたいのが現状です。そこで国際学科では、NGOやNPOと連携して、現地でつくられたエコバックやおもちゃなどの商品やコーヒーを提供し、と同時にいまの世界情勢をともに考える場としてコスモス祭に参加してきました。なお、利益はすべて寄付金にあてています。
[片岡]