2014年9月17日(水)の午後に附属校4・5年生向けの体験授業がありました。国際学科では、寺島先生と廣田先生がクラスを担当しました。
1時間目のクラス(寺島先生担当)では、「スイスってどんな国?」というテーマの講義でした。
4年生と5年生合わせて41名、私の持ち時間は50分。準備もあるので10分程早めに教室にいったら、すでに全員着席していたのにはビックリ。せっかくなので5分前倒しでスタート。今年日本との国交150周年を迎えたスイスについて、「スイスをちょっと知るための14問」と副題をつけたプリントを準備し、Q&A方式で授業を進めました。
最初は前に座っている皆さんに質問していたけれど、すぐにそれが不要なことに気づかされました。(あてられなくとも)元気よく答える声が後ろから聞こえてくる…(大学生にもこのくらいの元気があってもいい…)。席順はどうやって決まったのか? 気のせいか、元気な(うるさい)子ほど後ろに座っているような気がした。自ら気を利かせたのか、はたまた中高の先生の配慮なのか…とにかく若いパワーに圧倒されつつ、ふと気づいたら、肝心なところに入らないうちにもう時間が足りなくなり、最後は流して終わりました。もちろん「もっと詳しい話を聞きたい人は国際学科に!」と宣伝も忘れずに。
2時間目のクラス(廣田先生担当)では、「スペイン語圏への招待」というテーマの講義でした。
参加学生は45名でした。内容としては、最初にスペイン語圏の国々・地域を確認し、グローバル言語としてのスペイン語の特徴を説明しました。次に、文化・教養系の話として、スペインやラテンアメリカ諸国に触れました。その後、スペイン語を実際に聞いて、さらに発音するという演習も行いました。参加学生は、前半の文化・教養系の話では熱心に耳を傾け、特に、スペインにおける4つの公用語、米国におけるラティーノなどの未知の話に関心を示しました。後半では、スペイン語を発音することで、この言葉の美しさや発音のしやすさを実感していました。
総じて、附属校4・5年生はこの体験授業を通じて、広い世界の一端を知ることとなりました。一人でも多くの学生が国際学科や国際関係の学問に興味をもつことを願っています。