第5期生・上海交通大学留学便り ~2月編・その2~

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<楽しかった授業は何ですか>
2月中は授業が無かったので、前の学期に取っていた選択科目について書く。
前の学期は選択科目として武術と太極拳を履修した。
武術では足や手の型があり、それらを組み合わせて技を作る。
一つ一つの動作を素早く動かすようにすることを注意した。
太極拳は武術とは違い、ゆっくりとした穏やかな動作が特徴的だ。
時々公園などで現地の人たちが太極拳をしているところを見ることもあり、興味があった。
以前からやってみたいと思っていたので、やることができてよかった。
しかし、想像していたよりも動きが難しかった。
どちらも中国の伝統的なもので、それらを学ぶことは良い機会となった。
そして、実際にやってみて楽しかった。次の学期も別の選択科目を履修するつもりである。

授業の様子
授業の様子

<寮で週末はどのように過ごしていますか>
授業の予習と復習、近くのスーパーやショッピングセンターで買い物をするなどしていた。
休みだからといって時間を無駄にしないようにしなければならないと思う。
今後は、前の学期ではあまりとれなかった読解やリスニングや
HSKの問題集を解くための自習時間を多くとるようにしたい。
さらに、より多くの中国語のテレビ番組も観て、リスニング力を上げたい。
これからは、休みの日や時間のあるときには、上海の名所や上海にある美術館や博物館に行ってみたい。

豫園
豫園

<春節はどのように過ごしましたか>
冬休み期間中は日本に一時帰国していた。日本に帰ってからは久しぶりに家族に会った。
家族と一緒に出掛けるなど、ゆっくりと充実した時間を過ごすことができて、リフレッシュできた。
私は春節の大晦日の2月18日に上海に戻ってきた。
上海に向かう飛行機も上海に着いてからの空港もとても混んでいた。
学校の寮に着いてからは年越しのテレビ番組を見た。
歌やお笑いのコントなど内容も多岐にわたるものだった。
年が明ける前から爆竹や花火の音がうるさく、日付が変わる頃になるとより盛り上がるという感じであった。
春節の期間はいつもより爆竹の音を聞くことが多かった。
しかし、聞いた話によると、例年に比べてだいぶ静かになったようだ。
学校の近くの店も休みになったり営業時間を短くしたりしていたので、少しだけ不便だと思った。
普段の街の様子と比べると静かになっていた。いつもと違う雰囲気だった。
時間に余裕があったので、有名な観光地に行った。
春節期間中は上海に来る旅行客も多く、
通り抜けられないところがあったり、道路が一方通行になっているところがあったりした。
外灘の転倒事故などの影響で、毎年開催されていた豫園の灯会が中止になり、見ることができなかったのが残念だった。

T.N.