第5期生・中国留学便り ~上海交通大学 3月編・その1~

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<一番印象に残った授業は何ですか>
当代文学の授業です。課題の文学作品の映画を2週間に一回のペースで宿題として見て、授業中に個人の考えをクラス内で討論するのが流れです。分かりやすい資料を基に作品への理解を深めていきます。
文学作品を見ることはいつでもできますが、やはり時代背景や作者の伝えたいことは先生の解説や、クラスメートそれぞれの考えを聞いたうえでやっと少し理解できると思います。私が普段見る現代の映画や読む小説と違い、歴史知識や文化思想が作品の解釈に必要となってきます。今までとは違うジャンルの作品を楽しみたいと思います。

<寮での生活で大変なことはありますか>
寮生活にはすっかり慣れ、今は特に大変なことはありません。今月は暖かい日も増え、外出する機会が多かったように感じます。上海にも綺麗な桜が鑑賞できるスポットがいくつかあり、先日見に行きました。平日ということもあり、噂で聞いていたほどの人込みではありませんでしたが多くの人が鑑賞に来ていました。園内は想像以上に広い面積で桜が綺麗に咲いていて、全て回り切れないほどでした。桜の他にも菜の花、秋桜などの花が咲いていて春を感じることができました。

人気のお花見スポット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春の訪れを感じます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<留学をして半年が経ちましたが、留学前と比べ自分自身が成長していると感じることはありますか>
去年よりも時間がたつのが早く感じます。留学によって語学の他に、積極性が成長したように感じます。長いようで短い留学生活の中でやりたいと思うことは自ら挑戦してみる、勇気を持つことが大切だと思うようになりました。受動的になっていてはチャンスが回ってこないことにも気づきました。小さい事ではありますが、クラスメートの娘さんに日本語を教えたり、交流会で知り合った友達に自分から連絡を送ったりと、今しかないチャンスを大事にしたいという気持ちは大きくなったと思います。

☆S・A☆