第6期生・中国留学便り ~上海交通大学 7月編~

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<授業を受けている際、心がけていることは何ですか>
普段の本科の授業と違い、発言を求められることが多く、周りの学生も欧米人が多いからか、自分の意見をはっきり言う人が多いので私も負けずに発言することを心がけていました。時には間違えてしまうことや、発音が違い聞き取ってもらえないことがありましたが、またそれも勉強になりました。また、夏の講習期間では授業を遮ってでも、自分のわからないところを聞くという場面が多く見られました。私の中の常識では、授業は黙って静かに聞くものだったので少し驚きました。とにかく授業で習ったことで分からない事があったら、授業で消化する姿勢は見習おうと思いました。

<寮での生活を振り返って>
初めは寮での暮らしは住み心地が良いといえるようなものではありませんでした。虫は出る、クーラーが臭い、wifiが繋がらない、壁が薄く周りの音が聞こえる、水回りが汚い、部屋が狭い、備え付けの備品が汚い、多くの不満がありました。しかし、“住めば都”という言葉があるようにだんだんと寮での暮らしが快適になっていきました。日本にいるときに比べ掃除をするようになり、一人で生活するのに慣れる事ができました。これは大きな進歩であると思います。留学は学業の面ではなく、暮しの術も身につけさせてくれるものだと感じました。

友達との最後のランチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<あなたにとって今月の大イベントは何ですか>
サマースクールに参加した事です。自分で参加を決めた事ですが、最初は参加するのが嫌になって日本に帰りたい気持ちでいっぱいでした。しかし、クラスメートは皆フレンドリーで優しく、4週間とても楽しく学校に通う事ができました。普段は日本人で固まっている事が多いのですが、クラスに日本人が一人しかいない環境、ということもあり、ほぼ毎日中国語付けの日々を送る事ができました。きっとこんなに色んな国の人に囲まれる生活は、これが最初で最後だと思います。とても貴重な体験をしました。また楽しい事ばかりでなく、自分の課題も見つかりました。それはやはり喋る面が弱いということです。また、語学面以外でも自分は他の人に比べて、自分の意見を持っていないと感じました。自分の意見を持つ事は他の人を理解する上でとても大事な事だと思います。普段からニュースや本を読むときに自分はどのような立場を取るか、どのように行動するかを考える習慣を持つ事が大事だと感じました。

☆I.C☆

この日の体感温度は47℃でした。