<日本の授業と違いはありますか>
私が受けている授業は、聞き取り・口語・精読の三科目です。どの科目も授業の内容は日本とそんなに変りはしませんが、生徒に欧米人が多いのでクラスの雰囲気が日本と異なります。クラスは約20人程度で、そのうち私を含め4,5人以外はすべて欧米人で、授業中の生徒の発言が非常に多く、授業に積極的な参加が求められます。授業の雰囲気もにぎやかで生徒と先生との関係もまるで友人かのようです。しかし時間に関してはルーズで、授業に遅れてくる人や授業中抜ける人も多く、そこには文化の違いを感じます。
<寮での生活について>
私にとって今回の留学は初めての寮生活であり初めての一人暮らしでもあります。親元を離れ、さらには異国の地で自分一人で生活を営むことに、かなりの不安はありましたが、今は一緒に来た昭和女子大の友達や先輩方に助けてもらって生活を営む事が出来ています。桃李苑の寮室は広くはなく、それこそ最初は必要な物も揃っていなくて、慣れるまで大変でしたが、一か月たった今では必要な物も揃い、何の不自由もなく暮らせています。寮室で過ごしていると、廊下を誰かが歩いている音や、隣の部屋のしゃべり声が聞こえたりします。自分も周りの方に迷惑をかけないように気を付けたいと思います。
<新生活を振り返って(反省点・改善したいこと)>
上海にきてから三週間以上経って、やっと生活に慣れてきました。しかしまだ言語能力が足りず、買い物をするときや食事をするときに困るときもあります。授業も口語の授業は全くついていく事が出来ず、予習復習を欠かさず行っています。しかしクラスメイトがみんな流暢に中国語を話すので気後れしたり、授業に対して消極的になってしまうこともあります。なので今はただただ必死に勉強をしています。勉強以外の面では非常に充実していて、困ったことがあれば友人や先輩に助けてもらっています。また上海のいろんな観光地に出かけたり、上海の街並みをみたり、様々な国の人と関わったり、日本ではできない経験をする事が出来ています。これからもっと様々な人と関わって、言語や文化の勉強をしていきたいです。
☆A・S☆