<一番大変な授業は何ですか>
私が一番大変だと感じる授業は、教科書を使用せず、会話が中心の授業です。先生はとても面白く、教科書を使わずお喋りをしているだけなので、実は私は、ラクで楽しい授業だと今まで思っていました。しかし、ある人と話をしてから、ラクなのは逃げていたからだと気付きました。教科書を使わない会話の授業だからこそ、会話のテーマや、ネイティブの先生がどんな単語を選んで、どんな文を作るのかに着目するなど、能率をいかに上げるかは自分次第で、それはとても大変なことだと思いました。
<仲良くなった友達について>
仲良くなった友達は沢山いますが、海外で生活しているからこそ、困った時に相談にのってくれたり、気分転換に美味しいものを一緒に食べに行ってくれたりする、日本人の他の大学からの留学生の存在はとても貴重でした。また、私をバイクの後ろに乗せて遊びに連れて行ってくれるベトナム人の友達ももちろん、同じクラスでベトナム語を習っていて、ホームパーティに招待してくれるドイツ人やタイ人など、国際的にも沢山の友達ができました。
<留学して良かったと感じるのはどんな時ですか>
私が留学して良かったのは、世界の見方、視野が大きく広がったことです。日本にいては気付くことの出来なかった”常識”の違いや、人との接し方の違いなど、実際に体験して感じることが沢山ありました。文化が違うとは分かっていても、ベトナムで生活して、ベトナム人との交流を通して、初めて理解に近づけたのではないかと思います。また、日本がアジアの多くの国から尊敬されていて、素晴らしい国であると、客観的に感じることが出来たのも良かったです。
☆S・K☆