第10期生・中国留学便り ~上海交通大学1月編・その2~

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※こちらは2020年1月時点の報告書で、現在は帰国しています。

<今年はどのように授業に取り組みたいですか>
今年は去年よりも更に効率をあげて授業に取り組みたい。去年は、予習の際には生じなかった疑問が、授業中に生じることが時折あった。授業が進行されているときに疑問が生じると、どのように質問をしようかと考える時間が十分にないため、質問をすることが難しいこともあった。そのため今年は予習中にたくさん疑問を見つけるよう努める。そして、予習中に見つけた疑問は、まず自分で答を錯誤し、それでも答えが出なかった場合には、先生に聞く。授業後に質問をすると、他の質問をしたい生徒もいるため、待ち時間ができてしまうことがあったり、質問が殺到すれば、先生の休み時間を削ってしまうこともあったりした。それを避けるため、関連する疑問であればぜひ授業中に質問をするよう努める。また、作文の授業の先生は、課題でなくても、書いた文はどのようなものでも添削する、ということを言ってくださっているので、そう言った機会も更に積極的に利用し、今ある恩恵を十分に享受する。

授業を受ける校舎。全教室にプロジェクターとパソコンが完備されており、日当たりも良く、勉強環境は完璧です。

<寮生活を通じて、生活面や考え方などで何か変化したことはありますか>
寮生活を通じて、家事が習慣化されたと実感している。以前アメリカに留学をしていた際は、ホームステイであったため、ホストマザーが料理をしてくれ、食洗機もあれば、ルンバもあった。しかし、上海の寮生活では、全て自分の手で家事をするため、それが習慣となり、家事に対し億劫に思うこともなくなった。一時帰国中は、今まで積極的でなかった実家での家事の手伝いも進んで行うようになり、母からは手際が良くなっていると驚かれた。両親には留学をサポートしてもらっているので、これからはできることは積極的に行い、行動で感謝を示していきたい。

留学生の2つの寮うちの1つ『联兴楼(リエンシンロウ)』です。気さくな管理人の方との朝の立ち話が日課です。

<元旦と春節(旧正月)はどのように過ごしましたか。また、新年の抱負を教えてください>
元旦の朝はテレビ電話を利用し、家族に新年の挨拶をした。毎年元旦は、家族とおせち料理を食べてお祝いをするため、今年は少し静かな元旦の朝となった。この日の翌日はテストを控えていたため、この後は一日中勉強をしていた。テスト期間のため、学校の図書館は勉強中の沢山の学生で溢れていた。いつもと違う元旦ではあったが、新鮮な経験の一つとなった。春節は、日本で過ごした。中国にいる友人が春節に撮影した写真を見たが、流行中の肺炎により普段なら溢れかえるはずの人が街に全然おらず、殺伐としている空気が伝わった。予防をしっかりして、流行中の肺炎にかかるのを防ぎたい。

上海新紀元双語学校54名の生徒との交流会の企画・運営・キャンパスツアー等に、中国語と英語を駆使し携わらせていただきました
交流会の様子

☆M・M☆