【教員紹介】ボルジギン・フスレ先生:モンゴルと中国、日本、ロシアの接点に関する近現代史を研究

ボルジギン・フスレ先生
担当科目:中国現代史 Ⅱ、国際・地域研究(中国研究)、中国語 他
フスレ先生の研究室
チンギス・ハーンの長城:ショーレンギーン・シウォー遺跡(中国内モンゴル自治区バヤンノール市オラド後旗)にて現地調査
【フスレ先生より】
モンゴルと中国、日本、ロシアの近現代史の接点になる諸問題の探求を課題としています。

近年では、「チンギス・ハーンの長城」や「匈奴帝国の単于庭、龍城」といった国際共同研究プロジェクトを立ち上げました。
そのため、モンゴルや中国等の国まで足を運び、興味深い歴史記録、遺跡等を新たに発見したり、色々な人に話を伺ったりしています。
その成果を広い社会に還元するため、30回を超える国際シンポジウム、フォーラムを企画し、各国の研究者を招き、著書を20冊余り出版しました。
さらに、若者の学問に対する関心を喚起するため、私はかつて青年フォーラムを組織し、多くの大学院生や学生に参加してもらっていますが、学生たちが課題をやり遂げ達成感を感じているのを国際交流の場で見るのは、うれしいものです。
台湾真理大学との遠隔授業、フスレ先生が担当する「中国社会研究B」で実施
「国際・地域演習」のゼミ生たち
第17回ウランバートル国際シンポジウム「ハルハ河・ノモンハン戦争85周年:新視点と新思考」で講演
「匈奴帝国の単于庭と龍城に関する国際共同研究」プロジェクトがモンゴル国ボルガン県モゴド郡バローン・モフダグ匈奴遺跡で実施
出土した匈奴の青銅製装飾品等
発掘調査の現場(バローン・モフダグ匈奴遺跡)
 発掘調査の現場(バローン・モフダグ匈奴遺跡)
チンギス・ハーンの長城:オルドゲルティーン・ゴビーン・へレム遺跡(モンゴル国ドルノド県チョイバルサン郡)
出土した匈奴の円形の青銅製装飾品等