JICA開発パートナー事業で行った最後の家屋修復事業。ティエンザン省はメコン流域の大富豪の洋館が点在している。この洋館の一つを修復候補としたが、日越の二国間協力でフランス洋館を修復するのは適切ではない。洋館のファサードを外して、本来のフエ風の木造ファサードにして欲しいとの要請があり、洋館のファサードとしては簡易であったこの建物を選んだ。洋館ファサードは庭に移築し、いつでも元の形に戻せるようにした。