世界遺産に向け順調に推移していたハノイ市ドンラム村は、2014年3月一部の反対により動きが停止。しかし、観光客の安定した増加もあり村での生活の中心となる女性達に集落保存のへ理解を深めてもらおうと今回のプログラムを実施する。具体的には、村の観光を背負う女性リーダーや伝統家屋に生活する総本家夫人達に、日本の保存地区を訪問し問題点を共有してもらう。代表的な京都奈良の町家群、サステナブルな住環境を目的に保存している奈良今井町や台東区谷中、旦那衆と女将さんで伝統を守る日本橋などと市民交流、女性達が活躍し保存コンセンサスを作り世界遺産登録を実現しようという企画。昭和女子大学が100周年を迎えるため、グローバルに活躍する女性リーダー達を育成するプログラムの一環でもある。是非皆様、9月18日パーティ、19日シンポジウムに参加していただき、ベトナムの女性リーダー達を励ましていただけると幸いです。