グローバルセミナーの第3弾となるノルウェー大使講演会を10月5日に開催しました。今回もテンプル大学ジャパンキャンパスの学生が本学と一緒に参加しました。
Nyhamar大使はノルウェーのジェンダー政策やワークライフバランスなどについてお話しして下さいました。ノルウェーはジェンダー平等の先進国というだけあって、大使のお話から人々がごく自然に男女平等を日常生活の中で実践している様子が伺えました。このような理想的な平等社会を実現したノルウェー政府と国民は素晴らしいです。(チャンマーク)
以下、セミナー参加者から寄せられた感想文をいくつか紹介します。
・「司会として、緊張しましたがいい経験ができました。英語が得意ではないので、正直理解できないところもたくさんありましたが、事前に配布していただいた資料を見返して、改めて理解を深めたいです。」
・「ノルウェーについてのお話を具体的に聞くことは今回が初めてでしたが、これまでの歴史や様々なランキングで上位になっている理由などを知ることができた良い機会でした。」
・「今回の講演会を通して、大使がノルウェーにおけるジェンダー平等に対する考え方や国の政策、現状に甘んじることなく問題点や改善点をお話しされていたことが非常に印象深かったです。特に、ノルウェーでは政府が、積極的に制度や法の改革、教育方針など様々な方面からアプローチをしている部分はジェンダー平等推進において保守的である日本においてアンコンシャスバイアスを取り除くと同時にノルウェーのような多角的な改善行動、アプローチが重要ではないかと考えました。今回も貴重なお話を聞く機会を準備してくださりありがとうございました。」
・「ジェンダー平等とは何か、なぜ重要か、について、『正義の問題です。女性と男性が全く同じだということではなく、同じく価値をもつ存在で、同じ機会、扱いを受ける権利があるからです』というシンプルで力強い言葉が心に残りました。ノルウェーはジェンダー平等で世界の先を行く国ですが、その実現には長い時間と努力があること、維持の難しさ(たとえば、出生率の低下)についても知りました。『英語がわからなくても、日本語で質問しても大丈夫』と学生を誘って一緒に参加しました。2名参加し『英語がさっぱりわからなかった』そうですが『何を話していたのか』と質問してきて、『もっと英語を勉強しようかな』と話していました。この講演会は、参加した学生の将来のための、何かのひらめきを与えたかな、と思いました。」
・「ノルウェーについて事前にある程度学んだり、講義内容の資料を事前にいただいたりしていたので、講義内容がより理解しやすくなったように感じました。また大使はGender equality以外のノルウェーに関する質問に対しても丁寧に回答してくださったため、とても勉強になりました。このような貴重な機会を作っていただき感謝致します。」