Open Lecture「西洋と日本における自然観 ― 現代エコロジーの思想的背景」開催のご案内(2025年7月2日)

Open Lecture「西洋と日本における自然観  ― 現代エコロジーの思想的背景」を開催いたします。
ご興味ご関心のある方は、どなたでもお申込み・ご参加いただけます。

講演者:Prof. Agnieszka KOZYRA(コズイラ・アグネシカ)、ワルシャワ大学東洋学部日本学科教授

・開催日時:2025年7月2日(水)15:30~16:40
・開催会場:昭和女子大学2号館4階4S22教室 (オンライン同時開催)
・使用言語:日本語
・お申込み:コチラ またはチラシのQRコードからお申込みいただけます(開催前日まで申込可)
・お問合せ:昭和女子大学国際文化研究所 kokusai-adm@swu.ac.jp

講演の趣旨は日本と西洋の様々な歴史的時代における人間と自然との関係について概説することです。個々の見解は、生態学における以下の傾向の例として解釈されます:環境現実主義(自然を客観的に与えられた現実として扱って通常は文化と対立させる傾向)、環境 道具主義(自然を人間の活動とニーズ、主に経済的なものに従属する領域として捉える傾向)、および環境理想主義(自然を生物学的側面越した永遠の価値の源として見なし、文化の一般的なシステムとそれを支配する世界観の一部として位置付ける傾向)。全世界の環境破壊は深刻な問題ですので、特に伝統的な人間と自然の関係の展望において、環境保護的な動機付けの欠如に焦点が当てられることを目的とします。