• 2004年4月8日

ドンラム村建築と生活調査開始

農村の平等助け合い精神を後世に伝えるため、農村集落を生きたまま保存したいと日本に協力を要請。2004年3月から農村集落保存の建築・集落調査を開始、2006年11月に国家文化財第一号に指定されました。調査は、建築ばかりでなく衣食住など幅広い調査を行いま […]

  • 2004年4月7日

タインホア省   ファン氏祖堂

JICA開発パートナ事業最終年は、南部ティエンザン省と北部タインホア省を対象とした。タインホア省ファン氏祖堂も拝殿部分が大きな庇部分となっているが、ナムディン省ダン氏祖堂とは異なり重層式梁となり一つの型として成立していた。

  • 2003年9月10日

ホイアン国際フェスティバル

在ベトナム日本大使館より日越国交関係樹立30周年記念事業としてホイアンで祭りを開催したいとの要請があり、ホイアン市に伝えたところ大歓迎され実施した。日本大使と文化庁木曽功文化財部長、裏千家大宗匠千玄室・川端五兵衛近江八幡市長らが参加した。

  • 2003年4月5日

ドンナイ省    タンバン村張氏祖堂

廃墟となり屋根が落ちた状態の建物で、今回のJICAパートナー事業で選定しなくては滅失してしまう建物であった。水平梁がないチャム族に一般的な住居の架構を、本格的な木造の架構形式として成立させており建築史的にも重要で、またデザインとしてもたいへん美しい。

  • 2003年3月7日

ナムディン省   ダン氏祖堂

JICAパートナー事業2年目。南部ドンナイ省とこの北部ナムディン省を対象とした。省として集落全体を保存する計画であることを評価し、この建物を修復対象とした。拝殿となる庇部分が大きな弧を描く斜梁となっていて一つの型として成立している。

  • 2002年6月1日

ホイアン旧市街  張氏廟+住宅棟

JICA開発パートナー事業初年度2番目の家屋修復事業。実は、トゥアティエンフエ省フエ市キムロン18番の大官の家が候補であったが、政府に対し複雑な立場があって辞退され、急遽詳細を把握していたホイアン旧市街から町家とは異なる邸宅を選び修復した。ベトナムで […]

  • 2002年4月5日

バクニン省    ディンバン阮氏祖堂

JICA開発パートナー事業で行った最初の家屋修復事業。創建年代が明確で建築史的に重要な意味があること、素朴だが木柄が太く彫刻も丁寧で、文化財としての価値から選定した。修復後、ハノイに近いこともあって周辺にレンガの2~3階建てのペンシル住宅が建て込み、 […]

  • 2002年3月23日

伝統木造民家調査 JICAパートナー事業

昭和女子大学国際文化研究所紀要 Vol.7/2001  「ベトナム伝統住居の体系的研究ー所在調査と意匠技法の編年ー」 ベトナム政府との調整の上で6省を選定、「ベトナム木造民家保存技術移転プロジェクト」で実施する各省1件の伝統木造民家の選定理由、修復の […]