『はだしのゲン』は、作者自身の自伝的漫画で、
広島での被爆体験を元にしている漫画です。
アメリカから原爆が投下されてから71年目になる今年、
バラク・オバマ米大統領が現職米大統領として初めて
被爆地・広島を訪問し話題になりました。
差別的表現が多いとして、以前大阪の泉佐野市教育委員会が
閲覧制限したことが、新聞やニュースでも取り上げられました。
(その後閲覧制限は撤回されました。)
私自身あらためて、『はだしのゲン』を読み、戦争のない平和な生活がある幸せに感謝の気持ちを持てました。
描写や表現が過激な部分が多いとは思いますが、原爆や放射能の恐ろしさ、戦争の悲惨さや、 平和の尊さを教えてくれる素晴らしい本であると思います。 (M.K)
『はだしのゲン』
中沢啓治著、愛蔵版
東京 : 汐文社, 1988
(4階開架室 J210/Nak/1-10)