昭和女子大学図書館貴重資料展 井関隆子日記

前回は、近代文庫の貴重資料「芥川龍之介・久米正雄・夏目漱石の往復書簡」を展示し、「興味深いものばかりで面白かった」「他の作家のものもみたい」といった嬉しい感想が寄せられました。

今回は、2016年10月4日~10月26日まで、

『井関隆子日記(天保日記)』

を展示しています。

井関隆子は江戸時代後期の歌人で、幕臣庄田安僚(しょうだやすとも)の4女として天明5(1785)年に生まれました。幼いころから和歌や古典に親しみ、教養高い女性でありました。彼女が56歳(天保11年)から60歳(天保15年)までの約5年間に綴った日記が『井関隆子日記』です。四季折々の自然の変化や、人物、政治、学問などに対する批評、出来事が隆子の目を通して生き生きと詳細に描写されており、当時の風俗を知ることができる貴重な資料となっています。

今回の貴重資料展は、インターンシップ生6名が中心となって準備をしました。
ポスターやキャプション、電子黒板で流しているスライドなどをみんなで協力して作成したので、ぜひご覧いただき、感想をお寄せください。

インターンシップ生作成ポスター
キャプションもインターンシップ生が作成