インターンシップ体験記の第2回目です。
司書課程の授業や、利用者としての立場からでは見えなかった図書館の業務について、しっかり見ていただけたようですね✨
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日本語日本文学科 3年 H.Sさん
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5日間のインターンシップの中でも特に印象に残った業務は、選書とデジタル資料の整備です。選書では主題が何かを把握し、どの学科・専攻に必要とされるものであるかを判断しなくてはいけないため、それぞれの学科等がどのようなことを学んでいるかなどの知識や理解も必要であることを実感し、その点において選書の難しさを感じました。
デジタル資料整備では図書館内で撮影している資料もあることを知らなかったので驚きが大きく、実際に撮影も体験して集中力と繊細さが必要であると感じました。また、資料撮影を内製するか業者に頼むかや、撮影の基準をもとに資料によってどのように撮るかを判断しているという話を聞き、撮影という一つの作業においても様々なことを考えて行っていることを知ることができて勉強になりました。
インターンシップが始まる前は5日間を長く感じていましたが、実際に業務体験が始まると時間がたつのが早く、1つの業務を行う時間は長くて半日ほどでしたがとても濃い内容の体験をすることができました。どの業務も利用者が快適に図書館を利用するうえで欠かせないものであり、図書館運営においても重要なものであるといえるため、各種業務を実際に行えたことは利用者の視点だけではなく図書館職員としての視点を知る良い機会にもなりました。
日本語日本文学科 1年 Y.Kさん
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図書館では、利用者と直接関わる貸出業務や、図書の排架、レファレンスサービスのほかにも、利用者側からは見えない裏方の業務が数多くありました。そのほとんどが手作業で行われており、膨大な数の本の請求番号を貼るものや、本の情報を入力するもの、貴重資料をデジタル化するもの、人の力だけで地下書庫に保存している大きな本たちを入れ替える大掛かりなものまでありました。どの仕事も細かい作業で集中力と忍耐力の必要なものでした。難しいと感じる作業もありましたが、例え直接利用者と関わることのない裏方の作業であっても、丁寧に行うことで、全て利用者の方が気持ちよく図書館を利用できること、そしてこれから先も大切に保存されていく本のことに必ず繋がっていることに気づき、本当に素敵な仕事だと感じました。
私は、この図書館インターンシップで得た経験を、これから先の司書課程の授業や普段の生活にも生かしていきたいです。