じめじめとした梅雨空が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
7月19日(土)～9月21日(日)、東京国立博物館平成館では特別展「江戸☆大奥」が開催されます。この機会に、華やかでありながら謎多き大奥の世界を、さらに深く掘り下げてみませんか？
図書館では、特別展をより一層お楽しみいただけるよう、ミニ展示「江戸城 大奥のリアルライフ」をご用意しました。
大奥の制度からそこで暮らした女性たちの日常まで、多角的な視点からその実像に迫る書籍を展示します。
今回のミニ展示のテーマはこちらです。
大奥の制度・法度・組織
大奥を形作った法や制度、そしてそこで働く人々の組織構造を解説する書籍を展示します。厳しいしきたりの中で、彼女たちはどのように生きていたのでしょうか。
大奥で働く女性たちの実像・物語
奥女中たちの生きた証や、それぞれの人生模様を通して、大奥の人間ドラマを覗く書籍を集めました。華やかなだけではない、彼女たちの喜びや悲しみに触れてみてください。
江戸社会における女性と大奥
大奥という特殊な空間が、江戸社会全体の女性たちとどのように関わっていたのかを探る書籍をご紹介します。大奥が女性たちの地位や生活に与えた影響とは？
江戸城の構造・歴史
大奥が置かれた江戸城の構造や変遷を辿り、その歴史的背景を解説する書籍を展示します。巨大な城郭の一部であった大奥の、知られざる姿に迫ります。
江戸の都市と環境
江戸という都市の文化や生活、環境が、大奥の女性たちの暮らしに与えた影響を考察する書籍をご覧いただけます。都市の息吹が、大奥の奥深くまで届いていたのかもしれません。
大奥の日常を垣間見る―旗本夫人・井関隆子の日記から―
図書館で所蔵している「天保日記[井関隆子（いせき たかこ）日記] 」を読み解いた書籍を通して、江戸時代後期の大奥の日常を垣間見てみましょう。
身近な視点から語られる、生々しい大奥の暮らしとは？
特別展「江戸☆大奥」と合わせて、ぜひ当館のミニ展示「江戸城 大奥のリアルライフ」にもお立ち寄りください。
皆さまのお越しをお待ちしております！