自分自身を見つめ直す5日間:2025図書館インターンシップ体験記①

昭和女子大学図書館では、毎年夏季休暇中にインターンシップ生を受け入れています。
今年度も、4名の学生が5日間に渡って、図書館の様々な仕事を体験しました。
インターンシップを通じて感じたことをブログにまとめてもらいましたので、4回に分けて発信します。

日本語日本文学科3年 中村麻友

↑ 資料のデジタル化について、説明を受けています。

5日間のインターンシップでは、様々な業務を体験しました。利用者から見える業務や、一人で進める業務、その場で行う業務、それと反対に、利用者から見えない業務や、話し合いながら進める業務、体を動かす業務など、図書館の業務が多岐にわたることを実感しました。

図書館での様々な業務を行う中で、図書館の新たな一面を知ることが出来ました。今まで図書館を利用していた際は、カウンター業務や、レファレンスサービスといった目に見える業務しか意識していませんでした。しかしながら、今回のインターンシップで、受入資料を選定する選書会や、資料保存業務を体験し、資料が書架に並ぶまでに数々の段階を踏むことや、図書館が図書や雑誌以外の資料を扱っていることを学びました。

また、自分の得手不得手を見つめ直すきっかけにもなりました。普段の授業での経験から、複数人で行う作業は不得手だと感じていましたが、選書会や広報業務での話し合いをしながらの作業はとても楽しいものでした。意見を出し合いながら、業務を進めていく時間は緊張感もありましたが、成果を出すことができ、実りあるものだったと感じています。

今回のインターンシップでの経験は、図書館で働くことの体験に留まらず、自分自身を知ることが出来た貴重な経験だったと思っています。インターンシップを終えたことで満足せず、今後のキャリア形成にどう活かせるか考えながら、学生生活を過ごしていきたいです。