今年度のインターンシップ体験記、2人目の感想を紹介します。
今回のインターンシップでは、展示・広報や利用者教育等、グループでの討議を通じて成果物を作成する課題解決型のプログラムについて、好評をいただいており、図書館としても嬉しく思います。
歴史文化学科3年 鈴木ほのか
今回、大学図書館が開催する5日間のインターンシップに参加させていただきました。
毎日5項目以上ものプログラムが組まれており、図書館としてイメージされやすい本の貸出・返却業務から、経理や蔵書点検といったカウンター外で行われる仕事内容についても理解を深められる貴重な5日間でした。
なかでも最も注力したのは、4日目に行った展示・広報業務です。与えられた課題をもとにターゲットを選定し、アプローチ方法を考案・実行しました。自分たちが考えた企画によって課題が解決されるのか?ターゲットと図書館の双方にもたらされるメリットはあるのか?考えなければならないことが多く、時間内に成果を出すためにも、図書館内や学内の視察を行いながら話し合いを重ねて実行に移しました。業務終了後はやり切った達成感と、さらに良いものが作れるのではないかという向上心が共存し、大きな学びと経験を得ることができたと実感しています。
インターンシップ参加前は個人で黙々と作業を進めるイメージを抱いていましたが、展示・広報業務を含め、実際は支え合い、協力して業務が遂行されている場面が多く見られました。今回のインターンシップを通して、図書館の裏にある多くの努力の一端を知ることができたと感じています。
今後も図書館の利用や司書課程での勉学を通じ、身近な存在である図書館の役割や存在意義を改めて考え直していきたいと思います。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。