インターンシップ前後のギャップから考えたこと:2025インターンシップ体験記③

今年度のインターンシップ体験記、3人目の紹介です。
利用者の目に触れる貸出・返却業務だけでなく、図書館は円滑な運営を支える多くの仕事で成り立っています。

日本語日本文学科 3年 玉置あすか

↑ カウンターで貸出業務の練習をしています。

2025年昭和女子大学図書館のインターンシップに参加しました。

現在司書課程を履修しており司書資格取得を目指している私にとって、図書館の業務にはインターンシップ参加前から興味がありました。特に、実際に図書館を利用しているだけでは知ることの出来ない裏方の業務について興味があり、私が想像する裏方業務と実際の裏方業務のイメージギャップが自分の中でどれくらい開いているかに着目しながら参加しました。

今回のインターンシップで一番印象に残ったのは4日目に行われた蔵書点検です。蔵書点検と聞くと、図書館にある蔵書の点検を想像すると思います。しかし、実は図書館の資料は大学のあらゆる場所に置かれている場合があることを知りました。今回は、昭和女子大学光葉博物館に貸し出している資料の蔵書点検を行いました。図書館の担う役割は利用者個人への本の貸し借りに留まらず、施設や教室への貸し出しにまで及ぶことを初めて知りました。

実際に5日間の大学図書館のインターンシップに参加して、私が想像する業務と実際行われている業務のギャップを実地で学ぶことが出来ました。普段利用者側である図書館で学ぶという、新鮮で貴重な体験が出来て面白かったです。