1994年4月に開館記念展「理想の木の実は、いま!」からスタートした光葉博物館は、2019年に25周年を迎えました。
本展では、開館以来の展覧会の軌跡をポスターやパンフレットなどから振り返るとともに、Part1服飾文化・漆文化、Part2信仰・くらしの2部構成で、当館コレクションを通して、日本の文化やくらしについて紹介しています。
4月2日から27日までは、「Part1服飾文化・漆文化」を開催中!
服飾文化では、本学河鰭実英第三代学長が蒐集した日本古来の公家・武家の装束類の束帯、唐衣裳、小袿、狩衣、鎧直垂などを中心に、染織文化を伝える「型染め」の制作段階標本、また海外文化との比較として、タイや韓国などの民族衣装も展示しています。
漆文化では、蒔絵などで彩られた漆工芸品や市中で使用されてきた祝い膳、盆、容器などの他、漆の採取、漆器製造に使用される道具類や輪島漆器の製作工程見本、行商に用いた蒔絵漆椀見本などを紹介しています。