黛まどか先生主催の句会

〈日文便り〉

槍田先生担当の「創作B(俳句・短歌)」では、講義の他、実作も行います。

授業の一環として、
12月14日(木)4限客員教授・黛まどか先生主催の句会が開催されました。
※黛まどか先生は現代を代表する俳人であり、昨年度から日本語日本文学科客員教授です。

今回の兼題は、
「クリスマス/聖誕祭/降誕祭/聖夜/聖夜ミサ/聖夜劇/聖歌/聖樹」で、
それぞれ2句詠みました。
また、槍田先生の受講生ほか、日本語日本文学科の教職員も句会に参加しました。

句会では、選句、披講、そして、黛まどか先生・槍田先生より講評をいただき、
黛まどか先生に俳句を詠むときのポイントを教えていただきました。

学生達からは、
「俳句を詠みはじめてから、世界の見方が変わった」という声も聞こえました。
俳句は「世界で一番短い詩」と呼ばれていますが、
たった17音節のなかに、自分が切り取った日常の風景、感動を表現するというのは、
難しいことです。
写真家が常にカメラを持ち歩くように、何気ない日常の中の出来事や感動を、
いかに17音節で伝えるのかを常に考えていると、
世界の見方が変わり、より輝いてみえる気がします。

最後に黛まどか先生から、俳句をはじめたきっかけのお話もあり、
学生達にとって、とても貴重な機会となりました。

黛まどか先生、ありがとうございました。

 

(YD)