日本語教師のキャリア支援 [2018年01月16日(火)]

〈日文便り〉

日文で取得できる資格の1つに、日本語教員(大学認定)があります。
火曜4限の日本語教育Ⅱ(日本語指導実践(2)教壇指導)という授業では、実際に日本語学習者(初級学習者)に教室に来ていただき、教壇実習を実施しています。実習前には授業運営の基本、教え方の基礎を学び、指導案を何度も練り直して実習授業に臨みます。

今学期はその授業における初の試みとして、現職の日本語教師として活躍する卒業生、梨本さんをゲストスピーカーとしてお招きし、お話をうかがう機会を設けました。梨本さんは台湾で日本語教育に携わった後、現在は首都圏の大学で留学生教育に携わっていらっしゃいます。
授業履修者以外にも広く日本語教育に興味を持つ方に声をかけ、学科を問わず、火曜4限があいている学生は参加可能であることを呼びかけたところ、履修学生に加えて5名の学生が聴講に来てくれました。
日本語教師になろうと思ったきっかけ、在学中のこと、卒業後のキャリアのこと、この仕事の大変さと魅力について、在学中にやっておくといいこと…等、PPTを使って分かりやすくお話しくださいました。
質疑応答の時間がたっぷりとありましたが、質問が次から次へとあがり、あっという間の1時間でした。授業後も、5限のない学生が熱心に個別質問をする姿が見られました。
授業の中でも折に触れて現場でのエピソードなどを話すようにはしていますが、やはり学生たちにとって身近な卒業生からの話は、大きな刺激となったようです。

今回お呼びしたのは1名でしたが、今後は様々な機関で日本語を教えている卒業生や、日本語の教科書を作成した経験がある方をお呼びして、教科書作成の舞台裏をうかがったりする機会を作りたいと思っています。
理論と実践を結びつけること、学びと卒業後のキャリアを結びつけること、今後もどちらも実践していこうと思っています。

  

(UE)