学寮便り 東明学林二日目。学科プログラム「コンセンサス・ゲーム」始動!

<学寮便り>

二日目を迎え、学科プログラムが本格的に始動しました。
今年のテーマは「伝え方を考える」。
ディスカッションを通して、日文での学びを深めていきます。
自分の考えを伝え、同時に他者の考えを学び、その上でより説得力ある解釈をグループ内で導き出し言葉に出来ることを目指します。

午前中は、山田夏樹先生より実習「コンセンサス・ゲーム」の内容説明とその意義・目的についての講義が行われました。
「コンセンサス・ゲーム」とはある課題について、グループ全員の合意によって意思決定をするゲームです。
課題に正解がある場合は、個人決定とコンセンサスによる集団決定の正確さを比較することで集団活動の有効性に気づくことを狙いとし、正解がない場合は、互いのものの考え方や価値観の違いを知ることを狙いとします。
  

今回の講義では、山田先生よりお題となる物語と発表の形式が紹介されました。
この形式は独自なもので、なんと演劇を通して発表を行います。
少人数が集まり、それぞれが一人一役を割り当てられ一時的な「小劇団」が生まれます。
各々が二日間を通してリハーサルを重ね、果たしてどのような作品が生まれるのか今から楽しみです。

(KM)