インスタグラムで始まった「日文生ブックリレー」を
ブログでも掲載しています。第4回目です。
日文のインスタグラムは以下の通りです。日ごろのイベントなどをアップしています!
是非覗いてみてください。
日文アカウント:@swu_nichibun_official
本を通じて日文生同士はもちろん、受験生の方とも繋がっていければ嬉しいです。
今回も現1年のお2人です!
①MYさん?
皆さんこんにちは!抹茶ラテ飲み比べにハマっているMYです♡
今回私が紹介する本は、宇山佳佑さんの『桜のような僕の恋人』です
突然ですが、皆さんは、”隣にいる人の存在”や、”今ここにある時間”について一度立ち止まって考えたことはありますか??
これらが決して”当たり前”ではないことを、この本は教えてくれます。
二人は恋人同士になるのですが、幸せな時間は長く続きませんでした。
なぜなら、美咲に突然、病魔が襲い掛かったからです。
彼女が発症した病気は、急激に老いていくという難病です。
そのため、晴人と美咲は同じ時を過ごしていたとしても、速度の違う時を過ごすこととなります。
老いていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩んだ美咲が下した決断。それは……。
『桜のような僕の恋人』という作品名がどんなことを表していたのか、本を読み終えた時に痛感すると思います。
きっかけは、私が中学時代から大好きなアーティスト(そのアーティストのことは今でも大好きで応援しています笑)が
ファンにこの本を紹介してくれたことなんです。
あまりにも胸が苦しくなり、学校の休み時間に涙が止まらなくなってしまいました
実は友人にとっても心配されました(笑)この本を外で読む時はお気をつけください(笑)
でも、それくらい心が動かされる素敵な本です。
皆さんの人生に新たな価値観が芽生えるかもしれません。
②MHさん?
今回私が紹介する本は、渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」です
この本では、「苦しい中でも自分らしく生きるヒント」が全4章に分けて綴られています。
著者である渡辺さんは、岡山県にあるノートルダム清心女子大学の学長に36歳という若さで就任しました。
その自身の経験や、キリスト教の教えを基に、生きていく上で大切な心の持ちようを解説されています。
私は大学に入学してからの1年間、この本の中の言葉に支えられてきました。
特に印象に残っているのは【現実が変わらないなら、悩みに対する心の持ちようを変えてみる。】という1文です。(P.27から引用)
コロナ禍で慣れないオンライン授業が続き、友人とも満足に会えず、自分が想像していたものとはかけ離れた大学生活に心が疲弊していた中、この言葉をきっかけに私の意識は変わりました。
オンライン授業だからこそ得られる学びを大切にしたり、家にいる時間を利用して新しいことに挑戦したりするなど、出来るだけ前向きに物事を考え、行動するようになったのです。
「コロナの流行」という現実は自分1人がどれだけ嘆いてもすぐには変わらない。
しかし、その現実に対する考え方や行動は自分の意思でいくらでも変えることができる、ということに気づかされました。
「置かれた場所で咲きなさい」には、辛い時心に寄り添ってくれるような短い詩や、
自分の日々の行いを考えさせられるような言葉が多く載っています。
この本を読んだ皆さんが、1つでも多く素敵な言葉と出会えますように……
「次は、最近フラフープが回せるようになったHMさん、お願いします!!♪」
引き続き更新していきます✨
(CC)