日文ブックリレー第13回 [2021年07月09日(金)]

インスタグラムで始まった「日文生ブックリレー」をブログでも掲載しています。
今回で第13回目です。

日文のインスタグラムは以下の通りです。日ごろのイベントなどをアップしています!
是非覗いてみてください。
日文アカウント:@swu_nichibun_official

本を通じて日文生同士はもちろん、受験生の方とも繋がっていければ嬉しいです。
今回も3年のお2人です👏

①MTさん🌈


こんにちは!
なにわ男子や配信サービスで韓国ドラマや名探偵コナンの映画を観る事にハマっているMTです。

今回私が紹介する本は、加藤シゲアキさんの『オルタネート』です。

物語の舞台は、高校生限定のマッチングSNSアプリである「オルタネート」が高校生にとって必須となった時代。
東京のとある高校に通う3人の高校生の日常が「オルタネート」を軸としてそれぞれの視点から綴られる。
調理部部長を任されるほど品行方正だが、とあるトラウマから「オルタネート」にコンプレックスを抱える蓉(いるる)。
母親との軋轢から、絶対真実の愛を求めるように「オルタネート」信奉者となった凪津(なづ)。
高校を中退し、かつてのバンド仲間に会うため大阪から単身上京した尚志。
それぞれの日常を過ごしていたはずの3人だが、「運命」の日へ向けて自然と「繋がり」が出来ていく。
友人、先輩後輩、恋人、親…
人と「繋がる」ことの温かさを感じる青春群像劇。

この本は、授業と授業の合間などの隙間時間に読み切れるほど章立てが細かいので、
本を長い時間集中して読むことが難しい方、ちょっとだけ現実逃避する時間が欲しい方におすすめです。
ただ、中盤からの展開にはドキドキキュンキュンして叫びたくなること間違いなしです。
私は自室で読みましたが、何回か様々な理由で叫んでしまったので、
公共の場で読む際にはくれぐれもご注意ください。笑

次は、最近シャカシャカポテトをシャカシャカする楽しさに気づいた(?)というMTさん、
よろしくお願いします!💁🎽

②MTさん🍊

こんにちは。

中国のドラマや小説をみるのが楽しいM・Tです🌷
私が紹介させていただく本は、小野不由美さんの『十二国記』シリーズの短編集、『丕緒の鳥』です。
この作品では、4つの短編が楽しめるのですが、今回はその内のひとつ、「落照の獄」をご紹介します。

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 死刑が禁止されている柳国で、8歳の子どもを殺害する残酷な事件が起こる。
犯人は狩獺という男で、これまでに23人を殺害し、世間は彼の殺刑を望んでいた。
しかし、この判決を委ねられた瑛庚は、対応に悩むこととなる。
柳は王によって死刑が禁じられた国であり、また最近の王は政治に関心を示さない。
傾いた国で殺刑を復活させることは、前例を作ることであり、殺刑を用いる躊躇はなくなっていく。
そうなれば、この刑が荒んだ国家で濫用されるまでいくばくもない。

悩んだ瑛庚は、犯人の狩獺に面会を求めるのだった。

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私は、この「落照の獄」の判決がどうなったのか知りたい一心でどんどん読み進めてしまいました。

作品との出会いは、なんと18年ぶりに新巻が出た十二国記シリーズの短編集ということで、
読んでみようかなと図書館で手に取ってみたことです。

短編の中には、今回ご紹介したお話のように、重い要素を含みながら、
瑛庚のような己の仕事を全うするべく奔走する男性たちが、鮮やかに描き出されています。
魅力的な登場人物だけでなく、重厚なストーリーが読みたい!という方にもおすすめの1冊です。

短編ということで読みやすく、受験生の方の勉強の合間にもおすすめです。

そして、この作品で興味を持ったらぜひ小野不由美さんの十二国記シリーズを読んでみて下さると嬉しいです!

お次は、 ステッカー集めにはまっていらっしゃるC・Tさんお願いします!☺

(CC)