インスタグラムで始まった「日文生ブックリレー」をブログでも掲載しています。
今回で第18回目です。
日文のインスタグラムは以下の通りです。日ごろのイベントなどをアップしています!
是非覗いてみてください。
日文アカウント:@swu_nichibun_official
本を通じて日文生同士はもちろん、受験生の方とも繋がっていければ嬉しいです。
今回も3年のお2人です👩
①AMさん🍞
こんにちは、最近お笑い番組を見ることにハマっているA・Mです!!
今回私が紹介させていただくのは、原田マハさんの「ロマンシエ」です。
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主人公・遠明寺美智之輔(おんみょうじみちのすけ)は、中身は乙女で恋愛対象が同姓、同級生の高瀬君に恋をしている美大生。自分が乙女であることは周りに隠している。
そんな美智之輔は卒業制作の特別賞を受賞し、パリへと留学できることに。
美智之輔は卒業後にパリへと旅立った。
パリで過ごしていたある日、美智之輔はカフェでアルバイト中、美智之輔の愛読書の著者である小説家の羽生光晴(はぶみはる)と出会う。
しかし光晴はとある事情で、版画の一種である「リトグラフ」の工房に匿われていた。
ひょんなことからそのリトグラフ工房を訪れた美智之輔はリトグラフの魅力に惹かれ、リトグラフを制作するようになる。
自分は何がしたいのか、自分は何者なのか―。
美智之輔の恋や夢に奮闘する姿が描かれる一冊である。
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私が「ロマンシエ」と出会ったのは、本屋です。
小説のコーナーを見ていると、「ロマンシエ」の背表紙が目に留まり、「何だか素敵な題名だなあ」と思い、題名に惹かれてその本を購入しました。
ちなみに「ロマンシエ」とはフランス語で小説家という意味です。
読んでみると、美智之輔の高瀬君との乙女な妄想が繰り広げられていてくすっと笑えたり、美智之輔が悲しい気持ちになっていると読んでいるこちらまで切なくなったりして、色々な感情が一冊で味わえて読んでいて楽しくなりました!
また、美智之輔が頑張っていると、自分も頑張ろうと前向きになれました。
「ロマンシエ」を読んで、私は美智之輔から元気をもらうことができました。
さらに、パリなどが舞台となっているので外国の雰囲気も感じることができ、旅に行ったような気分になれます。
元気が出ない時、くすっと笑いたい時、外国の雰囲気を味わいたい時などにおすすめなので、そのような時に是非読んでみてください!!
次はアイスを食べることにハマっているA・Sさん、お願いします!!
②ASさん🍨
こんにちは!
夏になって、色々なアイスを食べることにハマっているA・Sです
今回私が紹介させていただく本は、有川浩さんの『塩の街』です。
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塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。
世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。だがーー「世界とか、救ってみたくない?」。ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。
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この本は、アニメ化や実写化もされたあの『図書館戦争』の作者、有川浩さんのデビュー作です。有川浩さんは他にも実写化された作品が多いので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
この物語の舞台は、突如謎の白い巨大隕石が落下し、人々が塩の柱になってしまうという怪奇現象、「塩害」が起こった世界です。
インターネットや交通機関、社会機能のほとんどが失われ、荒廃した東京で主人公の2人は出会います。
そして、他人だった2人の関係は、様々な人との出会いを通して徐々に変化していきます。
塩害が起こったことで出会った2人の恋模様、そして2人が出会う人それぞれの恋、人生、最期……人が塩になってしまうという決して明るくない題材ではありますが、ドキドキして感動できるお話です!
また『塩の街』は、『空の中』『海の底』と並ぶ三部作の一作目となっています。
この二作も『塩の街』と同じく、現実では考えられないことが起こった世界が題材となっていますが、有川浩さんお得意の恋愛もしっかりと描かれているので、恋愛ものが好きな方はぜひ『塩の街』と合わせて読んでみてほしいです!
次は、犬や猫の動画を見ることにハマっているというM・Kさん、よろしくお願いします!
(CC)