<学寮研修便り>
みなさん、こんにちは!
日本語日本文学科では、10月19日から21日の3日間、神奈川県にある東明学林にて学寮研修を行ないました。
本来であれば3泊4日で行なわれるのですが、コロナ禍のため3日間すべて日帰りです。
学年ごとの学寮研修が通例ですが、今回は1年生から3年生の3学年を縦割りで分けて学年を越えた交流を図りました。
1日目はA組・2日目はB組・3日目はC組が東明学林へ行き、残りの組は世田谷キャンパスやオンラインにて同じプログラムを行ないます。
~1日目~
1日目はA組の学生が東明学林へ行きました。
傘が手放せない日になるかと思いきや、わたしたちが東明学林へ着いた頃には雨が落ち着き、傘なしで屋外を散策することができました。
縦割りグループで分かれての散策でしたが、学年間の垣根を越えてたのしく散策している様子が伺えました。
1日目は、「学科長の嶺田先生による開寮式」と「須永先生による学科プログラム説明」がありました。
A組が東明学林・B組とC組が世田谷キャンパス・オンライン組としていたため、開寮式等はサテライト会場のようにすべてZOOMで繋いで行いました。
今回の学科プログラムは辞書作りです。
プログラム内容としてはまず、事前に学生から募集していた面白いと思う語彙を班に2語ずつ割り当て、その語釈を考えていきます。
今日は班の中で2つのグループをつくり、2語のうちどちらかの語彙を担当してそれぞれのグループで対象語釈を考える日でした。
明日以降のプログラム内容に関しましては、
2日目は、それぞれのグループでまとめた語釈をグループ間で交換し、校正を行ないます。
3日目には、それぞれの班が考えた様々な語釈を見せて語彙を当てていく「語釈当てクイズ大会」を行なうため、その資料作りも2日目に行ないます。
このように、普段何気なく使用している「ことば」についてじっくり考えさせられるプログラムとなっています。
運営委員を中心として学生主体で行なわれる学寮研修は、学生のリーダーシップ性が光る場でもあります。
学生の主体性・協調性が発揮され、頼もしい限りでした。
東明学林の広い敷地を散策したり普段あまり関わることのできない学年と交流したりなど、学生にとっては刺激の多い1日だったことでしょう。
わくわくに溢れた1日はあっという間に過ぎ去っていきましたが、その分たくさんのことが得られた有意義な日となったのではないのでしょうか。
(IY)