<日文便り>
先日、ブログにて紹介をした、日本語教育能力検定試験の合格者のN.Oさんに引き続き、
日文4年生の長谷川舞美さんにもインタビューを行いました😄
—————————————————————–
Q.日本語教育能力検定試験を受けようと思った理由はなんですか?
A.大学卒業後は日本語教師になることを考えているため受験しました。日本語教師になるためには現在3つの方法があり、420時間養成講座修了、日本語教員認定、日本語教育能力検定試験合格のどれかが求められます。大学では日本語教育主専攻のため、卒業時に日本語教員認定を取得する予定ですが、プラスで資格も持っていたいと思い受験しました。
Q.合格に向けてどのような勉強を行いましたか?
A.主に『日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド』(通称:赤本)を用いて勉強をしました。まず、3年次には読み物のように赤本をとにかく読みました。また、過去問を解く時には、索引ページを活用して辞書のように使用しました。過去問や日文の授業で新しく得た知識は付箋に書いて赤本に貼っていました。
2年次から植松先生主催の日本語教育能力検定試験講座を受講していました。公式の過去問を1問ずつ学生が解説して教える講座です。2年次に講座を受講したときは分からないところがたくさんで講座についていくので精一杯でした。3年次と4年次は教える側として参加しました。頭では分かっているけれど、それを整理して分かりやすく伝えることがとても難しく、講座用に作成した資料を植松先生に添削していただいたり、教え方についてアドバイスをいただいたりしました。インプットした知識を教えながらアウトプットすることで、より自分の中で知識を深めることができました。
検定の1か月前くらいになると、私の講座を受講してくれていた学生と空きコマや放課後に一緒に勉強するようになりました。焦りや不安があった中で、一緒に勉強してくれる人がいたことでモチベーションを維持できたと思います。
Q.将来、どのような道に進みたいと思っていますか?
A.現在、日本語学校で教務事務としてアルバイトをしつつ、TA研修(Teaching Assistant)を受けています。リアルな日本語教育の現場を間近に見ることができ、新しく気付くことが多くあります。研修終了後は講師として独り立ちできるように、日々学びと実践を繰り返しています。よい日本語学校をつくることを通して、日本語教育業界、日本社会をよりよくしていきたいと思っています。
—————————————————————–
「千里の道も一歩から」という言葉があるように、自分の目標に向かってコツコツと努力を積み重ねてきた、長谷川さんのこれからの活躍が楽しみです✨
合格おめでとうございます🌸
(UR)