<日文便り>
6月5日に、TUJ(テンプル大学ジャパン)の市村先生にご協力をいただき、「初級会話」の授業に参加させていただきました。
参加者は「日本語教育入門」履修者の有志。
この授業は、日本語教育に関心をもち基礎的な知識を獲得するということだけでなく、日本語学習者や多文化共生について考える学部の授業です。
大学院からは言語教育・コミュニケーションの「日本語教育実習」履修者。
専門的知識をいかし夏に実習を行います。普段日本語教育の研究に没頭している博士後期課程の院生も参加しました。
TUJの日本語学習者のみなさんとは初対面でした。
早速グループになり、緊張しながらの自己紹介。次に、「互いの共通点を見つける」というタスクに挑戦。「日本語初級と聞いていたけれど、上手に話す人が多くて驚きました」とSWUの学生は驚きを示していました。
さらに、自分の写真を紹介したり、写真について聞き合ったりしました。「もう一度言ってください」「もう一度お願いします」「~って英語で何ですか」といった、TUJの授業で学んだ「聞き返し」の表現を早速使っていました。
そして、グループごとに発表。食べ物や趣味で共通点が見つかりました。
笑顔で終わりました。
背景(母語、国籍・育った環境等)を異にする交流は大事ですね。TUJ×SWUのこの交流はまだまだ続きます。
(授業担当:近藤彩)