礼法・和装部葵の活躍

〈日文便り〉

日文生の部活動の活躍をお伝えします!✨

礼法・和装部の葵です。

私たち礼法・和装部 葵では週に一度、学校の和室で着物と礼法について学んでいます。

私たちの学ぶ流派では大会があり、着物を着る速さと美しさが審査されます。
出場した学校対抗の部では、3人1チームで同時に着物を着る競技があり、チームの連携や揃い具合も評価の対象となります。
本番に向け、6分台で自分で着物と帯を締めることを目標に、休日にも集まって練習を重ねました。 

その努力が実を結び、学校対抗の部で一位をいただくことができました。この結果は、コーチの方々、顧問の先生、そして部活の仲間たち全員が大会メンバーを支えてくださったおかげです。
これからも部の存続のため、イベントや大会に積極的に取り組み、着物という文化がより身近に感じられるよう、日本文化の継承を意識して活動してまいります。

↑「赤の振袖」や「絞りや柄が同じもの」で全員揃えるチームが例年多い中、珍しい寒色チームでした。 基本は自分や親、親戚の振袖を使いますが、真ん中の着物は、着物の先生からお借りしたものです。歴代の先輩方も借りられていた為、今回お借りして4代目となりました。大会に向けて同じ着物で練習する為愛着が湧いてしまいました。


部活動では、大会だけでなく自分の成人式で着る為の振袖や卒業式の為の袴の練習などがあります。
よく、大変で難しいことをしていると思われる事が多いです。しかし、ある程度お着物を着られるようになると、美術館や観光、更に推しのイベント、ライブにもお着物を着ていくことが出来ます。季節やイベントに合わせた組み合わせを考えることは悩むこともありますが、とても面白く楽しいです。

活動内容として礼法も学ぶ為、社会に出てからの基本的なマナーを身につけられます。

ただお着物が着られるようになる事だけが目標ではありません。一人の大人として、必要になることを学ぶ機会が当部活にはあります。

これからも、お着物に興味を持って新しい仲間が増えることを楽しみにしております。

↑誰にでも見てもらえるパフォーマンスにする為、 着物を合わせる時などは襦袢が見えないように横を向いて行います。

 

↑帯の形は「ふくら雀」といって、袋帯を用いた振袖に適した帯結びです。雀が両羽根を広げ飛び立とうとした形になっています。 皇室の未婚女性も振袖に合わせられる古典的なものです。

 

↑大会の前日は近くのホテルに泊まる為、前日に日本髪を結ってもらった後浅草寺へ。 物珍しそうに見られて少し恥ずかしかったです…

 

今週末の秋桜祭では、お着物の展示、着装と礼法のパフォーマンスを披露します。
秋桜祭 10:00~16:00 1号館3S08・3S38
9日(1日目)  1回目 11:30~/2回目 13:30~
10日(2日目)   3回目 11:30~

ぜひお越しください!お待ちしております!

 

礼法・和装部 葵 大池