教職座談会を開催しました

<日文便り>

12月14日(土)に教職座談会を開催しました。
コロナ禍はオンラインで行っておりましたが、数年ぶりに対面で開催をすることができました。

まずは講師の先生方の自己紹介とご自身の業務に関するお話しから始まりました。
それぞれの先生によって担当されている業務が異なり、仕事の内容を聞いて学生が驚いている場面もありました。

その後、小グループに分かれ、各先生方との懇談・質疑応答を行いました。
教育実習、実際の現場で行われている教育、生徒との接し方など、どのグループも話が尽きない様子でした。

以下、講師の先生よりいただいたメッセージです。

先日は座談会でお世話になりありがとうございました。
私たちにとっても教員志望の皆さんとお話しでき、何を不安に感じ、どのような思いでいるのかを知ることができとても貴重な経験をさせて頂きました。教員になるために不案に感じていることが多くあると感じましたが、少しでもお役に立てましたでしょうか。伝えたいことはまだまだたくさんありましたが皆さんの一助になれば幸いです。教員をやるうえで「楽しむこと」が大事という話しをしましたが、いろいろなことを楽しめるようにするためにはその分準備が必要です。教員にとっては学ぶこと・経験すること。皆さんが大学や日常生活で学んだこと・経験したことが将来子供たち1人ひとりの人生を育む糧となります。責任はありますが、その分成長していく子どもたちを間近で見ることができ、その成果を感じることができます。その姿を見ながら自分も成長することができます。不安なことも多いと思いますが、教員は1人ではありません。生徒、保護者、教員全ての人たちと共に見守りながら過ごしていきます。「夢」を大事に過ごしてください。
(2007年卒業 S.S先生)
久しぶりの大学のキャンパスは、懐かしさと新鮮さが入り交じっていて不思議な気持ちでした。
はじめて座談会に参加しましたが、学生の方達の「働く」ということに対する意識の高さに驚きました。
これまでの教員生活を振り返ることもなかったので、学生の方達の質問を通してその機会を得ることができ感謝しています。
私は教員という仕事が特別に大変だとは思いません。
世の中にある職業で楽なものは一つもないからです。
様々なことがありますが、「こうありたい」という自分を追いかけて日々小さな努力を重ねてくことができればどんな職業に就いても大丈夫だと思います。
就職にしても、実習にしても体験していないことに対する不安を全て拭うことはできませんが、少しでも気持ちが軽くなることがお話できていたらいいなと思っています。ありがとうございました。
(2015年卒業 C.K先生)
先日はありがとうございました。
教員はもちろん大変な仕事ですが、一般企業が楽かと言われればそんなことは決してありません。
他の先生方もおっしゃっていましたが「楽しむ」ことは何よりも原動力に繋がります。教員の道を進まれる方はもちろん、そうでない方もまずは「楽しむ努力」から心がけてみてください。
ご自身のやりたいこと、やりがいを感じることを見つけて将来へ進んでいかれることを陰ながら応援しております。
(2024年卒業 M.K先生)
今回の座談会では、様々な内容をお話しいただきましたが、どの先生も共通して「仕事を楽しむ」ということをおっしゃっていました。
教員に関わらず、これから就職をする皆さんにとって、いかに自分の仕事を楽しめるのかということはとても大切なことだと思います。卒業生のみなさん、お忙しい中、貴重な時間をありがとうございました😊
今後の皆さんの御活躍を学科一同お祈りしています。

(上原)