📚【全国大学ビブリオバトル】本学代表バトラーより①〈ビブリオバトルとわたし〉

みなさんこんにちは!日本語日本文学科3年生の小林美紅です。

今回は、2024年の秋頃から行われた「全国大学ビブリオバトル 予選・学内決勝」と、12月22日に行われた「全国大学ビブリオバトル 首都決戦」について、紹介を兼ねて私自身の振り返りをします!📚

〈ビブリオバトルとわたし〉

ビブリオバトルは、「どの本が一番読みたくなったか」というのを基準とし、本の魅力をバトラーが紹介し、オーディエンスによる投票でチャンプ本が決まるというものです。
私は2024年の秋に開催された「学内予選」、秋桜祭(学園祭)で行われた「学内決勝」で『アリアドネの声 』(井上真偽)を紹介して学内でのチャンプ本に選ばれ、12月の首都決戦に出場しました。選ばれた時は嬉しさ半分、ふわふわした気持ち半分で、現実味があまりなかったのを覚えています。

予選・決戦のそれぞれのことは、怒涛の連載②~⑥をぜひお読みください!(順次アップ予定)

私がビブリオバトルの存在を知ったのは、中学3年生の時でした。朝テレビを見ていたら「全国高校ビブリオバトル」のニュースが流れてきました。当時から読書に親しみがあったので、気になって見てみました。見ていると、高校生が自分のおすすめの本を熱量たっぷりで語っていて、質問にもハキハキ答えていて、チャンプ本はこれですと表彰されて…なんて素敵な空間なんだ!と感動したのを覚えています。こんなに楽しそうな大会(当時はイベント?と思っていました)があることをなぜ知らなかったのだろう、もっと早く知りたかったと思うほどでした。そしてまんまと影響を受けて、その大会のチャンプ本の『最後のトリック』(深水黎一郎)を購入して読んでしまいました(笑)それほど当時の私にとっては衝撃が強かったです。そしてビブリオバトルに憧れを抱き始めました。しかし高校生・大学生にあがるにつれて、そのような機会を目にすることも実際にやることも少なくなりました。高校1年生の時に国語の授業でやったかな?くらいです。それも希望者のみで、私はウキウキで本の紹介をやったけど周りでやる人はほとんどいなくて、仕方ないことだけど少し寂しいなあと思っていました。大学にあがってからは授業とバイトと部活で毎日忙しくて、ビブリオバトルという単語すら頭の片隅にいるかいないか、という日々でした。

そして大学3年生の学寮の2日目に、ビブリオバトルを本学で開催することを知りました。そしてスタッフだけでなく、バトラーも募集しているとのことでした。そこで中学3年生の時の記憶がぶわーっと降ってきて、バトラーとして出たいと強く思いました。

しかし私は9月頃からダンス部の引退公演で大忙しになってしまうので、とても迷いました。どちらも中途半端になってしまうのではないかと…だけどここでやらなきゃ一生ビブリオに関われないかもしれないと思って、勢いでフォームを送りました。

そこからは本当にバタバタの日々でした。踊っては本を読んで、振りを考えてはスピーチ原稿を書いて、スピーチ講座を受けてはその足で4時間かけて合宿場に行って…よく生きていたなあと思います本当に😌しかも秋桜祭の1日目に引退公演を行って2日目にビブリオの学内決勝という、正気か?というスケジュールで挑んでいました。3時間睡眠とかが続いていた週だったんですけど、当時の私は無敵だったんだと思います…今じゃ真似できません(笑)

こんな感じで、私はテレビでビブリオバトルに出会い、大学で運命的な再会を果たし、超多忙の中でなんとかやり遂げていました。

📚【全国大学ビブリオバトル】本学代表バトラーより②〈本学予選・決勝〉 に続く