東明学林 学寮研修を行いました‼︎後編

〈学寮研修便り〉

みなさんこんにちは!日文ブログスタッフ2年A.Nです!

 6/10-6/12にかけて東明学林で行われた、日文2年の学寮研修についてお伝えしたいと思います。
今回のブログは後編です。2日目からの様子をお届けします。

 2日目は予定が盛りだくさんでした。大変でしたが、その分充実した1日になったと思います。

学科企画「現代風プロフィールづくり」は想像以上の盛り上がりでした。この企画は日本文学史における文豪たちを令和にタイムスリップさせ、彼らがSNSをしていたらどんなプロフィールにするのか想像して作ってみようというものです。文豪はくじ引きで決めました。

 私たちの班は「太宰治」でした。完成したプロフィールはコチラです👇

まず私たちの班で話されたのは何のSNSにするかでしたが、満場一致で「X(旧Twitter)」となりました。太宰治にはキラキラしたInstagramの雰囲気はありませんでしたし、異論なしで決まりました。次にアイコンについてです。とにかく黒い。ほかの班では自画像にしているところもありましたが、彼は心中を繰り返していたことなどから暗いイメージが連想されたのか、黒塗りつぶしが採用されました。また、太宰治は長らく芥川賞への気持ちが強いことでも有名なので、固定ツイートに再現してみました。中原中也の「青鯖が空に浮かんだような顔」という文ですが、これは中原と太宰の仲が非常に悪かったという事実から、実際の中原の発言をそのまま使いました。

このような形で、文豪のことを調べ、印象に残るプロフィールをそれぞれが作り、これをもとにクイズも行い、より知識も深められたと思います。


二つ目の企画は「梅シロップ作り」です。本来は農業体験のため、自分たちで梅を収穫するところから行う予定でしたが、悪天候のため中止になりました。今回は、東明学林の職員の皆様に収穫していただいた梅でシロップを作りました。

【梅シロップ作りの過程】

梅を水で洗う➡よくふいてヘタを取る➡実に穴をあける➡容器に梅・氷砂糖の順で層にして詰める➡完成‼

思ったよりも簡単に作れました。東明学林で収穫された梅ですが、梅の実が入った袋を開けた瞬間からほのかに甘い香りがしました。同じ部屋の友達は相当香りが気に入ったのか、袋に顔をすごく近づけてましたね( ´∀` )

このブログを書いている今は、学寮からちょうど1週間が経過しています。今の時点(6月17日)での梅シロップを見てみましょう!

氷砂糖が溶けて、梅の蜜も溶け出してかなりシロップになっています!結構早い段階で形になってくれて嬉しいです。このシロップは夏バテにも効くそうなので、暑さが戻ってきたら活躍に期待したいです。と言いつつ、現在(6/17)の時点で気温は30度を超えています...ソーダで割って飲んだりするのもおいしそうですね!

 今年の学寮は本当に濃い3日間であったように思います。日文生としても学びになる取り組みができ、また2年生として自立してお互いを高め合えた期間でした。来年度は3年生として、1年生と共に望秀へ戻ることとなります。新入生にお手本となるような振る舞いができるように頑張りたいです。また、学生として宿泊学習をすることが実質最後になるので、2年次よりも充実したひと時を過ごせるといいですね。

以上、2025年度日本語日本文学科東明学林での学寮研修レポートでした!

                                     (A.N)