〈日文便り〉
こんにちは!日文ブログスタッフのあみです!
6月22日のオープンキャンパスに来てくださった皆様ありがとうございました!
今回はオープンキャンパスで体験授業をしてくださった図書館情報学担当の田中均先生にインタビューをしました✨先生が図書館情報学に興味を持ったきっかけや日文生の印象などいろいろ伺いました~!
それではどうぞ✨
Q.先生の研究されている学問について教えてください!
図書館情報学です。僕が大学生の頃までは図書館学でした。図書館を中心に情報の収集、整理、保存、検索、提供、活用までを体系的に研究する学問です!昔とは変わって紙だけではなく電子データや音声、映像も扱うので色んな研究が混ざってきている分野です。いわゆる学問と学問が重なる「学際分野」と呼ばれています。また、生涯学習も研究しています。
Q.生涯学習ってよく聞くのですが…
かなり昔は、学校教育の上に社会教育というものがあったのだけど、生まれてから死ぬまでの教育を括って生涯学習というようになったんです。公共図書館は生涯学習において資料の保管や貸し出しという役割を担っています。
Q.先生が図書館情報学、司書というお仕事を選んだきっかけを教えてください!
大学の教育学部での課題レポートで薩摩藩の成人教育「郷中教育」を書いたことがきっかけでした。そこから社会教育に興味を持ち、図書館学に。司書になった理由は、大学時代にアルバイトをしていた本屋さんです。就職もその本屋さんでしていたのですが、売るということに飽きてしまい、大学図書館の司書に転職しました。
Q日文生の印象を教えてください📖
創作に対してのアンテナが立っていますね。学寮に一緒に参加して、多才さに驚きました。同じテーマでも皆仕上げてくる作品が違うんですよ。文学以外にも多様なクリエイター的視点を持っています。
Q受験生へのメッセージ🌸
大学の授業は、中高のような「覚える」授業もありますが、それより「意見を言う」ことが大切です。それの集大成が卒業研究(論文)になります。先生と全く意見だったとしても、その根拠がしっかりしていて合理的に説明できれば高く評価されます。大学の授業はそのようなものです。楽しみにしていてください。
☆終わりに
田中先生は日文でキャリアの指導もしてくださっているので、厳格な雰囲気が漂っていますが、話すと気さくであっという間に時間が経っていました。日文の先生方は「厳しい時は厳しいけど温かみがある、お父さんとお母さんみたい」と学生の中では話題なんです。実際に、インタビュー中は大変温かな空間でした✨
あとがき
私は現在3年生ですが、図書館学の科目はまだ履修していなかったので、今回のインタビューはまさに「未知との遭遇」でした。インターネット時代に合わせて進化し続ける図書館情報学。「国語」や「日本語学」「日本文学」「日本語教育」はなんとなくイメージできても、「図書館情報学」は想像がつかない…という高校生の方も多いのではないでしょうか?今回のブログで少しでもその世界をお伝えできていたら嬉しいです✨
大学は一つの学問をじっくり見るところ。日文でも古典、現代文、日本語学、図書館情報学と幅広く学べるんです!「自分の好き」に一直線になることで自ずと道が開いていくと私は考えています✨大学の先生はその「好き」を一緒に考え、育ててくれる存在です。ちょっと、ワクワクしてきませんか!
皆さんの「好き」に花が咲きますように🌸
最後まで読んでくださりありがとうございました!
(ブログスタッフ あみ)