受験生

〈日文便り〉

受験生のみなさんは、夏休みをどのように過ごしていますか。
大学生になったら、どのような夏休みになると思いますか。

日文の日本語教育カリキュラムには、国外の大学での日本語教育現場に行く授業があります。
現在は、韓国の漢陽女子大学校に1週間滞在し、多様な日本語の授業を見学し、実際に教壇で授業を行い、現地の学生さんと交流活動をするという充実したスケジュールで行っています。
9月のはじめに韓国に行くので、まさにこの夏休み中に準備を進めています。

漢陽女子大学校は本学の協定校なので、現地で交流した学生さんが、その後、本学に留学することもあります。
ある程度、言語能力があったとしても、留学というのは不安が伴うものですので、一度、国で話したことのある学生が留学先にいるというのは、1つの安心につながると思います。
夏休みの活動が、もしかしたら、一生のお友達につながるかもしれません。

受験生のみなさんが、来年から日文で多様な交流を経験し、今後の人生につながる充実した夏休みを過ごしてくれたらと思います。

(大場美和子)