〈日文便り〉
夏休みの始まった8月6日、日文3年生2名(日本語学ゼミ)、大学院生3名(日本文学専攻/イギリス文学専攻)と紀伊国屋書店新宿本店に選書ツアーに行ってきました。
紀伊国屋書店新宿本店は、書籍が1階から8階までジャンルごとに配架されています。参加者は、約90分の間、上に行ったり下に戻ったりしながら、読んでみたい本を選びました。
ふだん、大型書店で、じっくり本を選ぶ機会は、あまりないかもしれません。検索は、ほしいものを見つけられますが、その周辺にある有益な情報を並べてみることができません。書架にある欲しかった本の隣に、実はおもしろそうな本が並んでいることもよくあります。
たくさんの本に囲まれて、あっという間に90分が過ぎました。
最後に、アカデミックラウンジをお借りして、ミニブックトークを実施。
自分では選ばないような本の紹介をうけて、さらに関心が広がる様子でした。
選んだ本は、全部で46冊、これから図書館で精査され、図書館書架に並びます。
自分では選ばないような本の紹介をうけて、さらに関心が広がる様子でした。
選んだ本は、全部で46冊、これから図書館で精査され、図書館書架に並びます。

以下は、参加者からの感想です。


SWU図書館のWEB選書とはまた違い、実際の書店の書架を見ることによる発見がありました。図書館での資料探しと同様、目当ての本の近くに掘り出し物が…。比較的新しい書籍なら選書ツアーで探すほうが得策だと思いました。海外児童書はBooks Kinokuniya Tokyoで探すことを勧めます。(修士Mさん)
今回の選書ツアーに参加でき、誠にうれしく思っております。さまざまな本を選んで、今後の自分の研究だけではなく、他の分野の知識も学べました。また、大学図書館の蔵書をより充実させることができ、大変うれしく思っております。次回、このような機会があれば、ぜひまた参加したいです。(修士Zさん)
新宿本店の本の多さと広さにまず驚かされた。店員さんとツアー参加者たちの熱意がその空間をさらに魅力的にしていた。「読みたい」と思う本に出会えるだけでなく、人にも本を「お勧めしたい」と感じられる場であった。また、選書を通じて自分の読書史を振り返り、ルーツを見直すきっかけともなった。(修士Zさん)


(嶺田明美)